10/13(Sun)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授 東京工業大学環境・社会理工学院社会・人間科学コース准教授 専門は、美学、現代アート。 2010年に東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究美学芸術学専門分野を単位取得のうえ、退学。同年、同大学にて博士号を取得(文学)。学術振興会特別研究員をへて、2013年に東京工業大学リベラルアーツセンター准教授に着任。2016年4月より現職。著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社、2013年)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社、2015年)、『눈이 보이지 않는 사람은 세상을 어떻게 보는가 』(2016年)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版、2016年)、『どもる体』(医学書院、2018年)。 同時並行して、作品の制作にもたずさわる。
最近ビジネス界隈で注目のワード「アート思考」。 「ロジカル思考」「デザイン思考」の次に注目されているものですが、それがどんなもので、なぜ注目されているのか、よくわかっていない方も多いのではないでしょうか? 今回の授業では、もともとは建築やアートの研究者であり、大企業の新規事業立ち上げなどに関わったのち、現在はスタートアップを経営している若宮先生を講師としてお招きし、「今、なぜアート思考なのか」を紐解きつつ、実例を交えて「アート思考の効果や未来」について受講生の皆さんと考えていきます。 この授業で学べること ・アート思考とはどのような思考プロセスなのか?を知ること ・アート思考に触れて思考が変わる体験をし、「アートの価値や活用について考える」きっかけとすること こんな人にオススメ ・イノベーションや創発のための思考法としてアート思考を学びたい方 ・「アーティストのように独創的なものを生み出す」アート思考のプロセスを体感してみたい方 コース・スケジュール 第1回:「イントロダクション:今、なぜアート思考か?」 第2回:「アートは“ありえない”?」ゲスト講師:西村真理子さん 第3回:「ふわふわしてて掴みにくい?「感性」の取り扱い説明書」ゲスト講師:伊藤亜紗さん 第4回:「演劇家がビジネスに混じると何が起こる!?」ゲスト:演劇家・藤原佳奈さん 第5回:「テクノロジーとアート(予定)」(ゲスト調整中) 第6回:「アート思考のこれからを考える(予定)」(ゲスト調整中) メインモデレータ プロフィール 若宮 和男 uni'que代表/ランサーズ タレント社員/コアバリューファシリテーター 建築士としてキャリアをスタート。その後東京大学にてアート研究者となり、建築・アート論、ニーチェ研究をしつつ、アートイベントを主催。 2006年、モバイルインターネットに可能性を感じIT業界に転身。NTTドコモ、DeNAにて複数の新規事業を立ち上げる。 2017年、女性主体の事業をつくるスタートアップとしてuni'queを創業。「全員複業」という新しい形で事業を成長させ、東洋経済「すごいベンチャー100」やバンダイナムコアクセラレーターにも選出。ビジネス領域に限らず、アートや教育などでも女性の活躍をサポートする。多数の企業に新規事業やコアバリュー経営のアドバイザリーを行い、複業やコミュニティ関連でもメディア掲載、講師、イベント登壇多数。