10/7(Mon)
1987年生まれ、ケニア在住。証券会社退社後、青年海外協力隊としてケニアへ渡航。貧困地域に暮らす女性たちへの収入向上支援を行う。ケニアに雇用を生むことをビジョンにソーシャルベンチャーを共同設立し、2015年9月まで約2年にわたり運営を行う。その後、開発コンサル会社にて日系企業のアフリカ進出をリードする。2019年に一般社団法人アフリカクエストを設立し、代表理事を務めている。2022年にはAXCEL AFRICAを創業。現在は、アフリカと日本を繋ぐコーディネーターとしてアフリカでの事業開発支援や現地スタートアップへの投資・アクセラレーション、メディア運営、オンラインコミュニティ運営、国際支援活動など様々なアプローチからアフリカの課題解決に取り組んでいる。
この授業では、海外視点から日本市場のみでビジネスを行うリスクについて学びます。 現在、少子高齢化が進む日本。今後もこの流れに大きな変化はないかと思います。 その結果として、日本の国内市場が縮小することは予測でき、国内市場だけを見据えた既存ビジネスの成長もしくは維持すらしづらくなるのではないでしょうか。 一方で、世界に目を向けると人口は増加しつづけ、2022年11月には80億人を突破しました。今後も世界の人口増加の流れは変わらず、アジアではインド、そしてアフリカ諸国全体での増加が見込まれています。 多くの欧米企業などは既に先を見越して、同国・地域への積極的なビジネス展開を図っています。 そうした背景から、日本政府としても日本企業の海外展開支援に積極的に取り組んでおり、岸田内閣の目玉でもある「新しい資本主義」の中でも重要政策としても挙げられています。 もちろん日本企業自体も、こうした現状を情報としてキャッチアップはしていますが、行動にはなかなか移せていないです。そこには日本企業で働くビジネスパーソンの内向き志向も少なからず影響しているかと思います。 そこで今回、こうしたチャンスで動けない日本の内向き志向の危うさに対して、ビジネスの海外展開支援を行っているコンサルタントの方と、海外市場において起業している起業家の方に語ってもらいます。 ▼ターゲット 国内市場のみをターゲットに働くビジネスパーソン ▼学習ゴール ・ 海外市場に目を向けていないことへの将来的な危うさを知る ・ ピンチで動くよりチャンスで動けるようになる