10/2(Mon)
1981年東京生まれ。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒,早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て,現在はPEファンドの投資プロフェッショナルとして様々な事業の分析・投資実行・投資先の経営に関与。 仕事の傍ら,2007年にNPOであるLiving inPeaceを設立し,カンボジアやベトナムなどで貧困層の金融へのアクセスを拡大するために日本初の「マイクロファイナンスファンド」を企画。 国内では,児童養護施設向けの寄付プログラム「チャンスメーカー」の実施および子ども向けのキャリアセッションを行う。 著書に『15歳からのファイナンス理論入門』(ダイヤモンド社),『働きながら,社会を変える。』(英治出版)、『ソーシャルファイナンス革命』(技術評論社)がある。世界経済フォーラムのGlobalShapers,アジア・ソサエティのAsia Young Leaders,サンガレン・シンポジウムのLeaders of Tomorrowなどに選出。
今回私がお伝えしたいのは、生活にも役立つ知恵としてのファイナンス理論です。ファイナンス理論なんていうと、とっつきにくい数式ばかりでてきて、マッドサイエンティストみたいな数学オタクが株式の価値を計算するために用いているようなものと思われてしまうかもしれません。 ですが、そうではありません。 ファイナンス理論のエッセンスは誰にでも理解できるものですし、そのエッセンスは生活全般にとても役立つものです。 この授業で取り扱うのは、リスクとリターンの関係、どうやったらリスクを減らせるのかというお話(リスク分散)、今日の1万円と明日の1万円の違い、などです。 どれも金融・ビジネスシーンだけでなく、みなさんの生活全般において役立つ知恵になりうると思います。 皆さんのご参加を楽しみにしています。