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今日の生放送

かしの たかのり

柏野 尊徳

アイリーニ・マネジメント・スクール 代表

慶應大学SFC在学中にスタンフォード大学へ留学し、デザイン思考を学ぶ。帰国後にデザイン思考研究所を設立し、国内でのデザイン思考普及に尽力。開発教材ダウンロード数16万回超、セミナー累計参加者数5,000名。2018年、組織のイノベーション支援を行う「アイリーニ・マネジメント・スクール」を設立。マイクロソフトやパナソニックなどの組織変革や事業開発を支援し、世界40カ国発行『Startup Guide』で日本を代表する教育機関に認定される。日経クロストレンド等で体系的にデザイン思考を解説。デザイン思考を個人の仕事術として整理した著書『地頭が劇的に良くなる スタンフォード式 超ノート術』は、ビジネス企画カテゴリーにてAmazon1位を獲得。Twitter@takanorikashino。

柏野 尊徳

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担当のコース

この授業で学べること:イノベーションとデザイン思考 有名なカエルのストーリーがあります。「水が入った鍋の中にカエルを入れる。ゆっくりと水の温度を上げるが、カエルは変化に気づかない。跳び出すこともなくカエルは熱湯の中で茹で上がってしまう」 この話から私たちが学べることは2つあります。1つは次のように有名なものです。 「環境の変化を認識しなければ生き残れない」 21世紀は変化の激しい時代です。高齢化やグローバル化、科学技術の発展。22世紀の歴史家は、21世紀を「人類が史上最大の変化を経験した時期」と振り返るでしょう。変化に気づかなければ、適切に行動できなかったカエルと同じ運命を私たちも辿ることになります。 …と、ここまではよくある話。少し視点を変えると、カエルのストーリーにはもう一つの大事な問いかけが含まれているとわかります。 それは「温度の変化に気づくだけで危機を回避できるのか?」ということです。変化に気づいても、危機の乗り越え方がわからなければ結果は一緒です。話の中のカエルは、ただ飛ぶだけで鍋から出られたかもしれません。いつもやっていることを、いつも通り行うだけで大丈夫です。 しかし、現実はもっと複雑です。いつも通りの方法では問題解決できない時もあります。今の時代がそうです。温度の高まりに早くから気づいていても、危機を乗り越える新たな方法を知らなければ未来は変えられません。 不確実性の高い時代では何が大事でしょうか? 私はその答えのひとつがイノベーションだと考えています。 今回の授業では、未来の危機を機会に変えるイノベーションについて取り上げます。さらに、スタンフォード大学で教えられているイノベーションのための方法論「デザイン思考」についても紹介します。

この授業は、『デザイン思考ファシリテーション ガイドブック』 (監修:イトーキ オフィス総合研究所、編著:一般社団法人デザイン思考研究所) をベースに、デザイン思考を活用したプロジェクト実施をリアルタイムで行います(※一部録画含む)。 今回は、UXデザイナーである瀧知惠美さんをはじめとしたヤフー株式会社の全面協力の元、5人以下の少数デザイン・チームを結成。より良いプロダクト開発の進め方について、生放送で学べる内容となっています。 ■構成 全3回で問題発見から問題解決まで実施し、最後に「どういった点に気をつけてプロジェクト進行をすべきか?」の振り返りを行います。 1回目:問題発見(テーマ設定・共感・問題定義) 2回目:問題解決(アイデア創造・プロトタイピング・テスト) ※4月12日(土)13時〜15時開講予定 3回目:ファシリテーション・ポイントの振り返り ※4月19日(土)14時〜16時開講予定 ■この授業で学べること デザイン思考をチームで活用して、イノベーションを生み出す方法 ■出演 一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事所長 柏野尊徳 ヤフー 株式会社 UXデザイナー 瀧 知惠美 UXデザイナー 深澤 大気 webデザイナー 鈴木 順哉 Yahoo! JAPANトップページ企画担当 中村 奏子

今回の特集のテーマは「デザイン思考」。 その言葉だけから判断してしまうと、デザイナーがデザインをするにあたっての思考方法であり、モノづくりやクリエイティブ系の仕事において用いられるものだと勘違いしがちです。しかし実際には、AppleやGoogleなどグローバルに活躍する有名企業の製品開発のアプローチ方法としても採用されています。 今回の特集では、一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事である柏野先生をモデレーターとしてお招きし、デザイン思考とは何か?という概念理解から、効果的なデザイン思考の実践方法、企業・大学での活用事例などを全5回の授業で学んでいきます。この機会に、世界最先端のイノベーションメソッドを体得しましょう。 【モデレータープロフィール】 柏野尊徳 一般社団法人 デザイン思考研究所 共同創業者 / 代表理事 / 所長 慶應義塾大学総合政策学部入学後、1年間飛び級し慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程へ入学・修了。組織行動学専攻。3回の起業と15回の新規事業創造を経験。シリコンバレーの中心的な教育機関であるスタンフォード大学d.schoolにて、イノベーション手法:デザイン思考を学ぶ。同大学発行の関連テキストや動画、計7教材を監訳し、Web上で無料公開。累計ダウンロード数は16万部超え。岡山大学大学院で3年間の講義を担当後、慶應義塾大学SFCを拠点にイノベーション実現の支援を開始。プロフェッショナルの学習環境向上を目的に、2013年に一般社団法人 デザイン思考研究所を設立。スタンフォード大学講師との共同トレーニングコース提供や、新事業/製品/サービス開発のコンサルティング、関連企業研修を実施。クライアント先はAdobe、富士フイルム、日本テレビ放送網、ヤフー、スリーエム ジャパン、京都大学など。  

※こちらの授業は再放送になります 「イノベーションを生み出す「デザイン思考」の教科書」の第1回を再放送します。 再放送終了後の19:00からは第2回: 明日から実践できる「デザイン思考」ワークショップが放送されます。再放送を受講した上で生放送に参加することで、より学びを深めていきましょう。

皆さんは、“地頭”は生まれつきの才能だとおもっていませんか? 実は、紙とペンさえあれば習慣的に鍛えることができます。   本授業では、「発想力」「論理的思考力」そして「共感力」の3つの力を鍛えられるノートによるトレーニング方法を解説します。 また、この方法は、先生自らがスタンフォード大学で学んだ方法で、より多くのビジネスエリートが現場で活用しています。   授業を通して、身につく3つの力を理解し、トレーニングを習慣化し、会社でも成果をだせるようになりましょう。 ■登壇講師 柏野 尊徳 アイリーニ・マネジメント・スクール 代表 慶應大学総合政策学部へ入学、1年目に学内学会で優秀論文賞を受賞。在学3年目にスタンフォード留学し、デザイン思考を学ぶ。帰国後に飛び級、授業料全額免除の特待生として慶應修士課程を修了。岡山大学大学院では非常勤講師を3年務める。現在ケンブリッジ大学でイノベーション・エコシステムを研究、博士号取得予定。在学中設立の「アイリーニ・マネジメント・スクール」はマイクロソフトやパナソニックなどの組織変革を支援し、世界40カ国発行『Startup Guide』で日本を代表する教育機関に認定。スタンフォード講師との共同講座開催、教材ダウンロード16万部、セミナー累計参加者数5,000名。エンジェル投資家。長崎大学FFGアントレプレナーシップセンター外部アドバイザー(プロボノ)。

デザイン思考を会社でうまく機能させるために必要なことや、その他のフレームワークと一緒に組み合わせて使う方法をご紹介   デザイン思考は、「イノベーションを生み出す人間中心のアプローチ」といわれており革新的な商品やサービスを生み出す方法論です。 多くの企業に普及し利用されてきたデザイン思考ですが、会社の環境や文化が足かせとなりうまく機能していないケースもあるようです。 デザイン思考のみですべてがうまくいくわけでなく、システム思考などの他の思考と組み合わせによって使うことで商品やサービスもより時代に合った革新的なものに変わっていくそうです。   このコースでは、アイリーニ・マネジメント・スクール/デザイン思考研究所 代表の柏野先生に、「デザイン思考とは何か?」という基礎知識から、デザイン・テーマのつくり方やアイデアの生み出し方といった具体的な方法論、DXやAIといったテクノロジーとデザイン思考の組わせ、国内でデザイン思考を実践する組織事例から「デザイン思考をどう使うのか」などのテーマを用意し全5回の授業で学んでいきます。この機会に、不確実な時代にイノベーションを生み出すデザイン思考を学び、会社の新規事業の創出につなげていきましょう。 ■講師 柏野 尊徳 アイリーニ・マネジメント・スクール/デザイン思考研究所 代表 慶應大学SFC在学中にスタンフォード大学へ留学し、デザイン思考を学ぶ。帰国後にデザイン思考研究所を設立し、国内でのデザイン思考普及に尽力。開発教材ダウンロード数16万回超、セミナー累計参加者数5,000名。2018年、組織のイノベーション支援を行う「アイリーニ・マネジメント・スクール」を設立。マイクロソフトやパナソニックなどの組織変革や事業開発を支援し、世界40カ国発行『Startup Guide』で日本を代表する教育機関に認定される。日経クロストレンド等で体系的にデザイン思考を解説。デザイン思考を個人の仕事術として整理した著書『地頭が劇的に良くなる スタンフォード式 超ノート術』は、ビジネス企画カテゴリーにてAmazon1位を獲得。Twitter@takanorikashino。

新規事業プロジェクトを推進できるリーダー を目指します 【以下について学びます】 ・デザイン思考を使った発想力 -アイデアの生み出し方 - ・企業活動と財務諸表の2つのつながり ・マネジメントの理論 など

担当の授業一覧 全18授業

【再放送】第1回:デザイン思考の前提

第1回 【再放送】第1回:デザイン思考の前提(60分)

2017年5月13日放送

今回の特集のテーマは「デザイン思考」。 その言葉だけから判断してしまうと、デザイナーがデザインをするにあたっての思考方法であり、モノづくりやクリエイティブ系の仕事において用いられるものだと勘違いしがちです。しかし実際には、AppleやGoogleなどグローバルに活躍する有名企業の製品開発のアプローチ方法としても採用されています。 今回の特集では、一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事である柏野先生をモデレーターとしてお招きし、デザイン思考とは何か?という概念理解から、効果的なデザイン思考の実践方法、企業・大学での活用事例などを全5回の授業で学んでいきます。この機会に、世界最先端のイノベーションメソッドを体得しましょう。 本授業では、「デザイン思考の潮流」と題して、講義形式でこの思考プロセスの理解を深めていきます。2回目以降の実践・応用をより深く理解するためのベースとなる授業です。 【モデレータープロフィール】 柏野尊徳 一般社団法人 デザイン思考研究所 共同創業者 / 代表理事 / 所長 慶應義塾大学総合政策学部入学後、1年間飛び級し慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程へ入学・修了。組織行動学専攻。3回の起業と15回の新規事業創造を経験。シリコンバレーの中心的な教育機関であるスタンフォード大学d.schoolにて、イノベーション手法:デザイン思考を学ぶ。同大学発行の関連テキストや動画、計7教材を監訳し、Web上で無料公開。累計ダウンロード数は16万部超え。岡山大学大学院で3年間の講義を担当後、慶應義塾大学SFCを拠点にイノベーション実現の支援を開始。プロフェッショナルの学習環境向上を目的に、2013年に一般社団法人 デザイン思考研究所を設立。スタンフォード大学講師との共同トレーニングコース提供や、新事業/製品/サービス開発のコンサルティング、関連企業研修を実施。クライアント先はAdobe、富士フイルム、日本テレビ放送網、ヤフー、スリーエム ジャパン、京都大学など。      

イノベーションを生みだすデザイン思考の実践〜ファシリテーション・ポイントの振り返り

第3回 イノベーションを生みだすデザイン思考の実践〜ファシリテーション・ポイントの振り返り(90分)

2014年4月19日放送

この授業は、『デザイン思考ファシリテーション ガイドブック』 (監修:イトーキ オフィス総合研究所、編著:一般社団法人デザイン思考研究所) をベースに、デザイン思考を活用したプロジェクト実施をリアルタイムで行います(※一部録画含む)。 今回は、UXデザイナーである瀧知惠美さんをはじめとしたヤフー株式会社の全面協力の元、5人以下の少数デザイン・チームを結成。より良いプロダクト開発の進め方について、生放送で学べる内容となっています。 ■構成 全3回で問題発見から問題解決まで実施し、最後に「どういった点に気をつけてプロジェクト進行をすべきか?」の振り返りを行います。 1回目:問題発見(テーマ設定・共感・問題定義) 2回目:問題解決(アイデア創造・プロトタイピング・テスト) 3回目:ファシリテーション・ポイントの振り返り ■この授業で学べること デザイン思考をチームで活用して、イノベーションを生み出す方法 ■出演 一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事所長 柏野尊徳 ヤフー 株式会社 UXデザイナー 瀧 知惠美 UXデザイナー 深澤 大気 webデザイナー 鈴木 順哉 Yahoo! JAPANトップページ企画担当 中村 奏子

イノベーションを生みだすデザイン思考の実践〜アイデア創造・プロトタイピング・テスト

第2回 イノベーションを生みだすデザイン思考の実践〜アイデア創造・プロトタイピング・テスト(120分)

2014年4月12日放送

この授業は、『デザイン思考ファシリテーション ガイドブック』 (監修:イトーキ オフィス総合研究所、編著:一般社団法人デザイン思考研究所) をベースに、デザイン思考を活用したプロジェクト実施をリアルタイムで行います(※一部録画含む)。 今回は、UXデザイナーである瀧知惠美さんをはじめとしたヤフー株式会社の全面協力の元、5人以下の少数デザイン・チームを結成。より良いプロダクト開発の進め方について、生放送で学べる内容となっています。 ■構成 全3回で問題発見から問題解決まで実施し、最後に「どういった点に気をつけてプロジェクト進行をすべきか?」の振り返りを行います。 1回目:問題発見(テーマ設定・共感・問題定義) 2回目:問題解決(アイデア創造・プロトタイピング・テスト) 3回目:ファシリテーション・ポイントの振り返り ※4月19日(土)14時〜16時開講予定 ■この授業で学べること デザイン思考をチームで活用して、イノベーションを生み出す方法 ■出演 一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事所長 柏野尊徳 ヤフー 株式会社 UXデザイナー 瀧 知惠美 UXデザイナー 深澤 大気 webデザイナー 鈴木 順哉 Yahoo! JAPANトップページ企画担当 中村 奏子

イノベーションを生みだすデザイン思考の実践 -テーマ設定・共感・問題定義-

第1回 イノベーションを生みだすデザイン思考の実践 -テーマ設定・共感・問題定義-(120分)

2014年4月5日放送

この授業は、『デザイン思考ファシリテーション ガイドブック』 (監修:イトーキ オフィス総合研究所、編著:一般社団法人デザイン思考研究所) をベースに、デザイン思考を活用したプロジェクト実施をリアルタイムで行います(※一部録画含む)。 今回は、UXデザイナーである瀧知惠美さんをはじめとしたヤフー株式会社の全面協力の元、5人以下の少数デザイン・チームを結成。より良いプロダクト開発の進め方について、生放送で学べる内容となっています。 ■構成 全3回で問題発見から問題解決まで実施し、最後に「どういった点に気をつけてプロジェクト進行をすべきか?」の振り返りを行います。 1回目:問題発見(テーマ設定・共感・問題定義) 2回目:問題解決(アイデア創造・プロトタイピング・テスト) ※4月12日(土)13時〜15時開講予定 3回目:ファシリテーション・ポイントの振り返り ※4月19日(土)14時〜16時開講予定 ■この授業で学べること デザイン思考をチームで活用して、イノベーションを生み出す方法 ■出演 一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事所長 柏野尊徳 ヤフー 株式会社 UXデザイナー 瀧 知惠美 UXデザイナー 深澤 大気 webデザイナー 鈴木 順哉 Yahoo! JAPANトップページ企画担当 中村 奏子

イノベーションとデザイン思考

第1回 イノベーションとデザイン思考(90分)

2013年1月10日放送

この授業で学べること:イノベーションとデザイン思考 有名なカエルのストーリーがあります。「水が入った鍋の中にカエルを入れる。ゆっくりと水の温度を上げるが、カエルは変化に気づかない。跳び出すこともなくカエルは熱湯の中で茹で上がってしまう」 この話から私たちが学べることは2つあります。1つは次のように有名なものです。 「環境の変化を認識しなければ生き残れない」 21世紀は変化の激しい時代です。高齢化やグローバル化、科学技術の発展。22世紀の歴史家は、21世紀を「人類が史上最大の変化を経験した時期」と振り返るでしょう。変化に気づかなければ、適切に行動できなかったカエルと同じ運命を私たちも辿ることになります。 …と、ここまではよくある話。少し視点を変えると、カエルのストーリーにはもう一つの大事な問いかけが含まれているとわかります。 それは「温度の変化に気づくだけで危機を回避できるのか?」ということです。変化に気づいても、危機の乗り越え方がわからなければ結果は一緒です。話の中のカエルは、ただ飛ぶだけで鍋から出られたかもしれません。いつもやっていることを、いつも通り行うだけで大丈夫です。 しかし、現実はもっと複雑です。いつも通りの方法では問題解決できない時もあります。今の時代がそうです。温度の高まりに早くから気づいていても、危機を乗り越える新たな方法を知らなければ未来は変えられません。 不確実性の高い時代では何が大事でしょうか? 私はその答えのひとつがイノベーションだと考えています。 今回の授業では、未来の危機を機会に変えるイノベーションについて取り上げます。さらに、スタンフォード大学で教えられているイノベーションのための方法論「デザイン思考」についても紹介します。