10/13(Sun)
1958年生まれ。出版、広告制作、マーケティング企画、ブランディング、文化事業などを経て、1996年より編集工学研究所に参画。イシス編集 学校(※)の創設に関わり、コース開発、カリキュラム作成、コーチ育成などを主導。 頭取(全体統括)を経て、現職。情報編集術ワークショップ講 座、企業研修で約5000名を指導、コーチ育成も手がける。最近では「編集的読書術」のワークショップも人気。 ※イシス編集学校「情報編集の方法」を学ぶインターネット上の学校として2000年に開校。以来、エンジニア、クリエイター、経営者まで、多様な人々が集うソー シャル・ラーニング・コミュニティとしてユニークな展開を続けている。 校長の松岡正剛は、情報文化技術を体系化した「編集工学」をもとに、誰もが 「編集」を学べ教えられるようカリキュラムを設計。現在、「師範代」と呼ばれる指導資格を取得した約450人が全国で活躍し、後進の育成や企業・ 自治体・学校の「編集力」を養成している。
「企画が出ない、コピーが書けない、ブログのタイトルが決まらない……」それはもしかすると、自分の思考プロセスを認識出来ていないからかもしれません。 「編集」というキーワードは「編集者」や「映像を”編集”する」などを連想させる、いわば、一部の人だけに限定されたスキルのようなものだと一般的には捉えられています。 しかし、前述の通り雑誌や書籍を作る作業だけに限らず、生活・仕事の中で発揮されるべき力です。たとえば、「あなたは昨日何をしましたか?」という質問。これに回答する際には、編集という作業を無意識で行なっているのです。「りんごについて連想される単語をできる限り出してみる」などの思考プロセスを意識的に行うことで、発想力や企画力を一気に飛躍することが出来ます。 今回の授業では、日本の編集者として知らぬものはいない、松岡正剛さんを校長として運営されているイシス編集学校より、大川さんを先生としてお迎えして、「編集」という方法を、研究・開発しているイシス編集学校の膨大な知見と経験から構成します。「編集力強化クラス」として、「連想」「言い換え」「見立て」といった具体的なキーワードを元に授業と実践を行うことで、世の中の見方を拡げていきます。この授業で身に付けた編集力は日常生活やビジネスの場で活かせる、武器になるでしょう。
2012年12月にスクーで「企画立案に役立つ、編集力強化クラス」というテーマで最初の授業をしました。それを受けて、さらに具体的に「編集術」の方法を取り上げて、「情報編集力」を鍛えるための連続授業を展開していきます。 今回のテーマは「イメージング・メソッド」。私たちが情報に触れるときの意識の動かし方、情報のツカミ方など、つまりどんなイメージが動いているかを確認し、その方法をいろいろと取り出していきます。 前回に引き続き、ポイントにしたいのは「編集稽古」スタイル。講義中にワークショップ形式の実習を連続的に行なう、お題の提示と受講生の皆さんとのやりとりを行います。これは内容を伝えるだけではなく、皆さんがどう情報を編集するかをライブチャットで参加していただきながら相互的に共有をしていくことを狙います。スクーの授業ならではのライブな情報のやりとりを生かして、一緒に「情報編集力」を鍛えていきましょう。
2012年12月にスクーで「企画立案に役立つ、編集力強化クラス」というテーマで最初の授業をしました。それを受けて、さらに具体的に「編集術」の方法を取り上げて、「情報編集力」を鍛えるための連続授業を展開していきます。 今回のテーマは「イメージング・メソッド」。私たちが情報に触れるときの意識の動かし方、情報のツカミ方など、つまりどんなイメージが動いているかを確認し、その方法をいろいろと取り出していきます。 前回に引き続き、ポイントにしたいのは「編集稽古」スタイル。講義中にワークショップ形式の実習を連続的に行なう、お題の提示と受講生の皆さんとのやりとりを行います。これは内容を伝えるだけではなく、皆さんがどう情報を編集するかをライブチャットで参加していただきながら相互的に共有をしていくことを狙います。スクーの授業ならではのライブな情報のやりとりを生かして、一緒に「情報編集力」を鍛えていきましょう。