10/3(Thu)
1984年福岡県田川市生まれ。幼い頃より、ピアノ、ドラム、ベース、ギターに慣れ親しむ。思春期は多重録音に明け暮れ、大学時代に一人で多重録音したCDが全国発売される。2011 年、音楽制作会社(株)オフィス樋口を起業。『あたりまえ体操』の作曲と歌唱を担当。CM音楽のほか、母校の校歌も手掛ける。会社HPはコチラ→ http://higuchi.asia/
本授業では、「プロトタイプ思考の育て方」をテーマとして、プロの音楽制作過程を視聴体験します。「超」短時間プロトタイピングにおいて制作者が何を感じ、考えてモノを創りだすのかを、観察・検証していきます。 今回は、楽曲制作プロトタイピングに着眼し、お笑いコンビCOWCOWのコントで脚光を浴びた『あたりまえ体操』の作曲をはじめ、さまざまなCM音楽を制作するなど、現在第一線で活躍するオフィス樋口の樋口兄弟にその場で作曲を依頼し、楽曲を制作していただきます。※オフィス樋口HPはコチラ→ http://higuchi.asia/ 一般的にプロトタイピングとは、プロダクトデザイン等で用いられる用語で、「試作」を意味します。近年のものづくりにおいて、このプロトタイピングが重要視されています。それは私達の生活がデジタル技術により加速し、新たな体験価値重視型の消費行動が生まれつつあるからです。この世に未だ存在しないモノをつくること。つまりゼロをイチにすることは多くの知識、技術、そしてひらめきによって可能となる、人間の素晴らしい能力といえます。 プロトタイピングの過程はUXデザインそのもの。誰もが価値を共有したことのないモノを、試作を通じてその価値を共有し、その真価を評価します。 今回の授業を通して、既存製品を良くする手法だけでなく、ゼロからイチを創り出す重要なものづくり手法である「プロトタイプ思考」を、みなさんに学んでいただければと思います。
良いプロダクトの裏側には良い技術者がいる。 これは、日々新しいサービスが生まれるWeb業界に限らず、あらゆる業界に共通することです。この授業は、そんな技術者やクリエイターの作品制作プロセスを覗かせてもらうことで、彼らの思考回路やプロダクトを構築していく様を学んでいきます。 今回は、音楽の楽曲制作を行うクリエイターをフィーチャー。登壇するのは、お笑いコンビ・COWCOWの歌ネタ「あたりまえ体操」やロバート秋山竜次の楽曲「TOKAKUKA」の楽曲提供をはじめ、大手自動車メーカーや携帯キャリアのCM曲などさまざまな楽曲制作を行う若い音楽プロデューサーである樋口兄弟。2014年に実施した「プロトタイプ思考の育て方(※10/5まで無料公開中)」でも即興楽曲制作を見せてくれた実力派です。 ※樋口兄弟の制作実績→ http://higuchi.asia/works 樋口兄弟の即興楽曲に合わせる歌詞は、受講生のみなさんの投稿を交えて作成する予定です。それらすべての制作プロセスを解説するのは、前回の授業でも樋口兄弟とタッグを組んだ馬場哲晃先生。授業を通して、ゼロ→イチで何かを生み出すクリエイターたちの創作意欲を掻き立て、素晴らしい作品を創造する後押しができれば幸いです。