10/11(Fri)
メディアクリエイター。1974年、群馬県桐生市生まれ。 '98年、鴻上尚史主宰「劇団第三舞台」をプロデュースする株式会社サードステージのデジタル事業部から分社・独立し、株式会社デジタルステージを設立。現在、同社代表取締役会長。 開発プロデューサーとして、VJ ソフトのデファクトスタンダード「motion dive」や、写真を映画のような映像にする「LiFE* with PhotoCinema」など、自分たちの生活をデザインするソフトウェアを発表。グッドデザイン賞金賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞など受賞多数。 近年は、メディアデザインに関わる活動へ幅を広げ、坂本龍一氏のツアーを全世界へ配信したskmts プロジェクトでは音楽ライブ中継のスタイルを築くなど、新しいメディア作りを手がけている。自著にソーシャル時代の個人の生き方のヒントを唱えた『ソーシャルメディアの夜明け』(発行:メディアライフ)がある。
この授業では、個人の時代における社会との関わり方を学んでいきます。 混沌とした時代を迎え、会社などの組織や社会にどのように関わっていくべきかの正しい答えはありません。ただし自分にとっての答えを導き出さないと、今を生き抜いていけないサバイバルな時代でもあります。 そこで必要とされているのは、幅広い視点を持ったデザイン志向と本質の見極め方だと考えます。そして、場当たり的な対処をしない生き方をどうやって見つけていくかが大切です。 物事の本質はどうやったら探し出せるのか。それは歴史や過去が知っています。 あらゆる時代の変革期に、これまで人類がどう生き抜いてきたかを紐解きながら、また自著「ソーシャルメディアの夜明け」を執筆した2011年と今とを比較し、2013年現在の突破口を見つけていきます。 社会との関わり方を<考える力>。そしてそれを<デザインする力>。それらを身につけるためのヒントを一緒に学んでいきましょう。