ゆかわ つるあき

湯川 鶴章

The Wave代表

作家。学習コミュニティTheWave代表、TheWave湯川塾・塾長。株式会社あしたラボラトリー・チーフストラテジスト  1958年和歌山県生まれ。大阪の高校を卒業後、渡米。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立、ブログメディアTechWaveを創業。2013年から、編集長を降り、新しい領域に挑戦中。  著書に「未来予測 ITの次に見える未来、価値観の激変と直感への回帰」(2013年)、「次世代マーケティングプラットフォーム」(2008年)、「爆発するソーシャルメディア」(2007年)、「ウェブを進化させる人たち」(2007年)、「ブログがジャーナリズムを変える」(2006年)。共著に「次世代広告テクノロジー」(2007年)、「ネットは新聞を殺すのか」(2003年)、「サイバージャーナリズム論」(2007年)、「閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。」(2013年)などがある。

湯川 鶴章

登壇している授業のカテゴリ

担当のコース

「大変革期のビジネスチャンス、キャリアチャンス」1回目:ネット業界にNext Big thingはないインターネットの商用利用が始まった1995年から常に現場のすぐ近くでネットビジネスの栄枯盛衰をレポートしてきた。ネットスケープとマイクロソフトのブラウザ戦争から始まり、時代の覇者がYahoo!になったかと思えば、Googleが登場し、業界の中の影響力を手中に収めた。Googleが業界の覇者として何年も牛耳るのではないかと思われていたにもかかわらず、Facebookが力をつけ人材は資金がFacebookに流れた。Facebookの次にだれが覇権を握るのだろう。ネット業界のNext Big Thingはなんなのだろう。そういう思いで5年間に渡りネット業界の取材を続けてきた。LINEやWeChatも、頭角を現した時点ですぐに徹底的に取材した。しかし5年間次の覇者を待ち続けて至った結論は「ネット業界にはもはやNextBig Thingなどない」というだった。シリコンバレー、東京と取材の現場を変えながら目の当たりにしてきたネット業界の素顔や裏話を含め、新刊「未来予測―ITの次に見える未来、価値観の激変と直感への回帰」の内容よりさらに深堀りしたお話をしたいと思います。

「大変革期のビジネスチャンス、キャリアチャンス」 2回目:メイカーズ革命が変える社会「インターネット業界にもはやNext BigThingはない」ー。そう感じたのは、ネット業界の限界を感じたからではない。逆だ。ネット業界は、1つの業界という枠の中にとどまるのではなく、産業界全体へとその影響力を伸ばし始めたのだ。産業革命が、蒸気エンジンという一つの業界の枠を超えて社会全体を大きく変革していたったように、インターネットもネット業界という枠を超え、すべての産業に影響を及ぼそうとしている。いずれネット業界という言葉も死語になる。すべての業界がネットの影響を受けるようになるからだ。次はどの業界がネットの津波の影響を受けて、業界勢力図が塗り替わるのか。そのカギを握っているのがハードウエアだ。インターネットのおかげでハードウエアベンチャーを比較的簡単に創業できるようになった。世界中で無数に生まれてくるハードベンチャーが、ネットの力を増幅させ、業界、社会を大きく変えていくことになるだろう。

「大変革期のビジネスチャンス、キャリアチャンス」3回目:イケハヤ的価値観が主流になるプロブロガーのイケダハヤト論。彼の主張は賛否両論で炎上することも多いが、枝葉末節にこだわらずに彼の主張の根幹部分だけ見れば、若い世代に共通する考えであることが分かる。こうした考えが若さゆえの甘さなのか、それとも社会を襲う価値観変化の津波なのか。それを見極めることが時代を読む上で非常に重要になる。私は彼の主張に対する感情的な反論を見るにつけ、その反論が感情的であればあるほど、反論者の心の奥底にある自分らしく生きたいという欲求の存在の大きさを感じる。そうでなければ、そこまで感情的になる必要はまったくない。イケダさんと考えが違ってもそこまで感情的になっていない人はたくさんいる。つまりイケダさんを非難する人の中で感情的な人ほど、イケダさんと同じ価値観の芽生えを心の中に持っていると言えるのだと思う。このイケダさんをめぐる論争から、社会の価値観はイケダさんが主張する方向に流れていくという思いを強くしている。この価値観の変化を読むことができた人だけが、変化の際の新たなビジネスチャンス、キャリアチャンスをつかめるのだと思う。

「大変革期のビジネスチャンス、キャリアチャンス」4回目:精神世界への理解と直感力で差をつけろイケダハヤトさんが主張するような「自分らしい生き方」が広まっていけば、さらには目に見えない世界の存在を信じる人が増えていくのだと思う。これが新刊「未来予測―ITの次に見える未来、価値観の激変と直感への回帰」の中の最大の主張。このことに気づいている人はこの書籍を絶賛してくれたし、気づいていない人からは酷評を受けた。今回の講義では、量子力学、心理学、脳科学といった分野の最新の発見が、仏教やヨガなどの教えに非常に近づいていることに触れるとともに、なぜこうした考え方が主流になっていくのかを説明する。コンピューターが進化すればするほど、人間の役割は直感力とクリエイティビティになっていく。直感力とクリエイティビティを高めるには、人格的な成長が不可欠になる。ビジネスの面でも、キャリアの面でも、今後重要性が増すと思われる考え方について議論したい。

「大変革期のビジネスチャンス、キャリアチャンス」5回目:僕らは宝の上に座っていた。世界から尊敬される国、日本への処方箋新しい価値観が産業を、社会を大きく変えていく。その変化の中で、都会はどう変わるのか。地方はどう変わるのか。長期的にみた日本再生のシナリオは1つ。それは一人ひとりが人格の成長をとげ、社会も成長をとげること。その成熟した精神性をベースにした製品、サービスことが世界が日本に求めているものである。東京は世界で最もクールな都市であり、日本の田舎は本物があふれる宝箱だ。われわれ自身は自分たちが宝の上に座っていることに気づいていないが、世界はわれわれに期待し始めた。クールジャパンはその兆しである。ただ日本の本来の価値はオタク文化だけではない。日本の何がすばらしく、世界が日本のどこに期待しているのかが分かれば、これからの時代はチャンスばかりだ。

担当の授業一覧 全5授業

新しい価値観、「イケハヤ的価値観」とはなにか?

第1回 新しい価値観、「イケハヤ的価値観」とはなにか?(60分)

2013年9月11日放送

「大変革期のビジネスチャンス、キャリアチャンス」3回目:イケハヤ的価値観が主流になるプロブロガーのイケダハヤト論。彼の主張は賛否両論で炎上することも多いが、枝葉末節にこだわらずに彼の主張の根幹部分だけ見れば、若い世代に共通する考えであることが分かる。こうした考えが若さゆえの甘さなのか、それとも社会を襲う価値観変化の津波なのか。それを見極めることが時代を読む上で非常に重要になる。私は彼の主張に対する感情的な反論を見るにつけ、その反論が感情的であればあるほど、反論者の心の奥底にある自分らしく生きたいという欲求の存在の大きさを感じる。そうでなければ、そこまで感情的になる必要はまったくない。イケダさんと考えが違ってもそこまで感情的になっていない人はたくさんいる。つまりイケダさんを非難する人の中で感情的な人ほど、イケダさんと同じ価値観の芽生えを心の中に持っていると言えるのだと思う。このイケダさんをめぐる論争から、社会の価値観はイケダさんが主張する方向に流れていくという思いを強くしている。この価値観の変化を読むことができた人だけが、変化の際の新たなビジネスチャンス、キャリアチャンスをつかめるのだと思う。

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