10/10(Thu)
Principal, SAP Labs -Silicon Valley 東京都出身。慶應義塾大学卒業後、日立製作所を経て、2008年SAPジャパンに入社。営業として主に製造業を担当。2015年よりシリコンバレーにあるSAP Labsに日本人として初めて赴任し、デザイン思考を使って日本企業の変革・イノベーションを支援。ドイツとシリコンバレーの二つの視点から、多くの経営者や政治家、大学関係者に対して、破壊的イノベーションの本質やデザイン思考について啓蒙活動を行っている。
今回の特集のテーマは「デザイン思考」。 その言葉だけから判断してしまうと、デザイナーがデザインをするにあたっての思考方法であり、モノづくりやクリエイティブ系の仕事において用いられるものだと勘違いしがちです。しかし実際には、AppleやGoogleなどグローバルに活躍する有名企業の製品開発のアプローチ方法としても採用されています。 今回の特集では、一般社団法人 デザイン思考研究所 代表理事である柏野先生をモデレーターとしてお招きし、デザイン思考とは何か?という概念理解から、効果的なデザイン思考の実践方法、企業・大学での活用事例などを全5回の授業で学んでいきます。この機会に、世界最先端のイノベーションメソッドを体得しましょう。 【モデレータープロフィール】 柏野尊徳 一般社団法人 デザイン思考研究所 共同創業者 / 代表理事 / 所長 慶應義塾大学総合政策学部入学後、1年間飛び級し慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程へ入学・修了。組織行動学専攻。3回の起業と15回の新規事業創造を経験。シリコンバレーの中心的な教育機関であるスタンフォード大学d.schoolにて、イノベーション手法:デザイン思考を学ぶ。同大学発行の関連テキストや動画、計7教材を監訳し、Web上で無料公開。累計ダウンロード数は16万部超え。岡山大学大学院で3年間の講義を担当後、慶應義塾大学SFCを拠点にイノベーション実現の支援を開始。プロフェッショナルの学習環境向上を目的に、2013年に一般社団法人 デザイン思考研究所を設立。スタンフォード大学講師との共同トレーニングコース提供や、新事業/製品/サービス開発のコンサルティング、関連企業研修を実施。クライアント先はAdobe、富士フイルム、日本テレビ放送網、ヤフー、スリーエム ジャパン、京都大学など。