10/15(Tue)
「おもてなしの心」を経営理念とし、さらに「製造業はサービス業である」をモットーに、 レーザー加工・金型・精密板金・プレス加工を手掛ける、今、中小ものづくり企業で最も 注目されている経営者の一人である。地道な事業の一方で、産学官連携として電気自動車 「HOKUSAI」、深海探査艇「江戸っ子一号」、異業種連携としてアウトオブキッザニアによ る工作教室、工場巡りツアー・スミファを主催する「配財プロジェクト」等、多数のプロ ジェクト事業に取り組んでいる。墨田区「フレッシュゆめ工場」「すみだがげんきになるも のづくり企業大賞」など様々な賞を受賞。サービス業を追及し、働いているスタッフが誰 よりも楽しむことができる、「製造業版ディズニーランド」を目指し日々活動を行なってい る。
この授業は、ものづくりの現状分析から、これからのものづくりの可能性、そして新しい価値のつくりかたについて学ぶことが出来る授業です。 第3回目の授業は、「町工場の可能性とリアル」というテーマで、皆さんからの質問に出来る限りお答えします。 昨今のメイカーズムーブメントは、「3Dプリンタ」をヒットにつなげ、これまでには考えられなかったような短時間で試作品を作ることが出来たり、低い予算でプロダクトの開発が出来るようになりました。 これまでに成し遂げられなかったことがある技術革新や情報革新によって実現されるということ、これは革命です。 一方、既に日本の産業を下支えしてきた町工場が有ります。町工場には、宇宙にロケットを届け、深海に探査機を送るという、未踏領域へのアプローチを行うことが出来るだけの最先端かつ、最高峰の技術を有しています。 新しい産業を生み出すには、既存価値の再定義と、新しい技術革新が融合する必要があります。 今回の授業では、「現状の体系的な理解」「新しい価値創出について」「町工場の可能性とリアル」という3本の連続授業で開講します。