10/12(Sat)
2013年西村拓紀デザイン株式会社設立。 プロダクトデザインを基軸にベンチャー企業や町工場との協業プロジェクトなど様々なクリエイティブ事業を展開しデザインとテクノロジーを両立した製品を国内外で発表。 グッドデザイン賞、iFデザイン賞、Reddot賞、IAUD賞、DIA賞、DFA Design for Asia Awards、日本文具大賞、キッズデザイン賞など国内外のデザイン賞を40以上受賞。武蔵野美術大学非常勤講師、日本インダストリアルデザイン協会員。 (2023年1月30日 現在)
この授業は、ものづくりの現状分析から、これからのものづくりの可能性、そして新しい価値のつくりかたについて学ぶことが出来る授業です。 第2回目の授業では、スモールメーカーがいかに、企業や関係者を巻き込んでものづくりをしているか、を題材に、「新しい価値のつくりかた」について学びます。 ものづくりやデザインに関わる方はもちろんのこと、「これまでの伝統に新しい価値を定義したいと考えている全ての方に受講頂きたい授業です。 昨今のメイカーズムーブメントは、「3Dプリンタ」をヒットにつなげ、これまでには考えられなかったような短時間で試作品を作ることが出来たり、低い予算でプロダクトの開発が出来るようになりました。 これまでに成し遂げられなかったことがある技術革新や情報革新によって実現されるということ、これは革命です。 一方、既に日本の産業を下支えしてきた町工場が有ります。町工場には、宇宙にロケットを届け、深海に探査機を送るという、未踏領域へのアプローチを行うことが出来るだけの最先端かつ、最高峰の技術を有しています。 新しい産業を生み出すには、既存価値の再定義と、新しい技術革新が融合する必要があります。 今回の授業では、「現状の体系的な理解」「新しい価値創出について」「町工場の可能性とリアル」という3本の連続授業で開講します。