10/9(Wed)
新卒で光文社に入社し、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『99.9%は仮説』『若者はなぜ3年で辞めるのか?』『非属の才能』(すべて光文社新書)など、自分と同世代以下に向けて、メッセージ性が強く、かつ読みやすさにとことんこだわった本を 作り続ける。 2010年春に杉原幹之助・太田克史の両氏と出会い、「星海社で共に戦おう」と誘われ、3カ月悩んだ末に移籍を決断。星海社でも「新書」をベースキャンプとしながら、出版界の「高み」への登攀を目指す。新書編集歴10年の新書バカ。新書こそがノンフィションの完成形であると信じて疑わない。尊敬する編集者は、戦後最大の出版プロデューサー・神吉晴夫。好きな言葉は、「俺は有名人と称する男のおこぼれは頂かぬ、むしろ無名の人を有名に仕あげて見せる」(神吉晴夫『カッパ大将』より)。
仕事には、「ゼロからイチ」を創りだすこと、そして、「そのイチを最大化」していくことの2つの段階があるのではないでしょうか。どちらが偉いという問題ではなく、それぞれに適した考え方と仕事の仕方があります。 星海社新書は、「20代・30代ー次世代のための教養!」をキャッチコピーに掲げる、2011年9月に刊行を開始した新書レーべルです。飽和状態と言える新書業界に、若者にターゲットを絞った新書で挑み続ける挑戦的なレーベルだと言えます。 今回のschoo WEB-campusの授業は、「レーベルの立ち上げ」のプロセスを紐解くことで、1年にして『武器としての決断思考』(瀧本哲史著 25万部)、『仕事をしたつもり』(海老原嗣生著 7万部)など、話題作を連発するレーベルの作り方に迫ります。 先生には、星海社新書、編集長で、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』(光文社・山田真哉著)の編集者である柿内芳文さんを先生にお招きして授業を行います。