10/14(Mon)
1977年愛知県生まれ 2003年名古屋大学医学部卒業 2003年国立国際医療研究センター臨床研修医 2009年外科医を経て、橫浜市立大学放射線科入局 乳腺の画像が専門。その後、専門医や医学博士を取得。 2012年第1子、2015年第2子出産。子育てを通じて社会には様々な問題がある、色々な問題に苦しんでいる方々がいるのを実感し、「医療のことを一般の方に、もっと正確に伝えられたら」と、考えるようになる。 2017年〜様々なウェブ媒体に執筆。現代ビジネス、FRaU、文春オンライン、Business Insider Japan、アゴラ研究所など。一般の方々に、わかりやすく医療についてお伝えすることをモットーにしている。 日本医療ジャーナリスト協会会員、アメリカヘルスケアジャーナリズム協会国際会員。
みなさんは「サイエンスリテラシー」という言葉を聞いたことがありますか? 日本語では「科学的リテラシー」とも呼ばれ、OECDのPISA調査では次のように定義されています。 「自然界及び人間の活動によって起こる自然界の変化について理解し、意思決定するために、科学的知識を使用し、課題を明確にし、証拠に基づく結論を導き出す能力」 科学が好きな方や、科学系の仕事に就いている方以外には、縁遠く感じる言葉かもしれません。しかし現代では、万人がサイエンスリテラシーを持つことが求められています。 「新型コロナワクチンを接種しましたか?それはどうしてですか?」 「遺伝子検査を受けて、将来の病気リスクを調べますか?」 「食材を選ぶ時、内部被曝リスクについてどの程度検討していますか?」 このように、私たちは日々、科学的な問題についてなんらかの選択を迫られ続けています。こうした問題に対し「きちんと検討したうえで、納得のいく選択ができた」と自信を持って答えられる人は、おそらくあまり多くはないだろうと思います。 「自分で考え、納得して行動を決めたい。そのために必要な力を、少しずつでも身につけたい」そんな方のためのコースを開講します。 さまざまなジャンルのサイエンスのプロフェッショナルを先生にお迎えし、科学技術のあり方や未来社会をどう築いていくかについて考え、サイエンスリテラシーを高めていきましょう。 科学系の時事問題の読み解きはもちろん、話題の科学本などについても取り上げていきます。