10/12(Sat)
92年日本電信電話株式会社(NTT)入社。00年無料ISPライブドアの立上げに参画。02年デジタルハリウッド株式会社経営企画室執行役員に就任。日本初の株式会社立大学院の設置メンバーの1人として学校設立を経験。04年人材育成コンサルティング、E-ラーニングのシステム開発事業を行う株式会社グローナビを立上げ、代表取締役に就任。09年同大学院事務局長や産学官連携センター長を経て、現在はデジタルテクノロジーを活用した教育イノベーションに関する研究室にて学生指導を行う。また、総務省、内閣府など国の委員や数多くのEdTechスタートアップのメンター、各種審査員等を務める。デジタルテクノロジーにより教育にイノベーションを起こすムーブメント「EdTech」分野のフロントランナー。
90年代から急速に成長期に入ったデジタル技術は、私達の生活に深く入り込み、革命に匹敵するほどの大きなライフスタイルの変化をもたらしました。 昨今では、SNSを中心とした「繋がり」によるソーシャル革命が一国を揺るがすまでに至ったことは記憶に新しいと思います。そして現在、我々はその大きな恩恵にあずかっています。 この「大波」は、あらゆる業界へなだれ込み、「教育」に関しても例外ではありません。 教育におけるデジタル技術は、あくまでも「ツール」でしかありませんが、教育の現場に、紙や鉛筆が初めて導入された何倍ものインパクトになることは間違いないでしょう。 最近では、アメリカを中心に「EdTech(エドテック)」と言われるムーブメントが席巻しています。これらの動きは何を意味し、これからの教育にどんな影響をもたらすのでしょうか。勿論、アナログのメリットもあります。これからの教育は、これまで培ったアナログの良さを維持しながら、デジタル活用の是非ではなく、「デジタル技術を活用して学習効果をどうあげるか」ではないでしょうか。 この授業では、前半は、「EdTechによるイノベーション」を理解し、後半では、「デジタルを活用したあなたが考える教育イノベーション」を一緒に考えてみたいと思います。 この授業が今後の教育イノベーションにおける議論のきっかけになれば嬉しく思います。
デジタルテクノロジーを活用した教育・学習領域のイノベーションを指す言葉「EdTech」。 同領域のフロントランナーである佐藤昌宏氏は、以前にもEdTechについて授業していただいています。当時と今、EdTechはどう変遷して、これからどうなって行くのでしょうか。時代が進んだ今回、「EdTechは本当に終わったのか」と題し、教育イノベーションの本質を解説していただきます。 質疑応答の時間も設けていますので、わからないことは生放送でぜひ質問してみましょう。 以前の授業はこちら:デジタルテクノロジーで変わる教育の未来 ■佐藤 昌宏 デジタルハリウッド大学大学院 教授 92年日本電信電話株式会社(NTT)入社。00年無料ISPライブドアの立上げに参画。02年デジタルハリウッド株式会社経営企画室執行役員に就任。日本初の株式会社立大学院の設置メンバーの1人として学校設立を経験。04年人材育成コンサルティング、E-ラーニングのシステム開発事業を行う株式会社グローナビを立上げ、代表取締役に就任。09年同大学院事務局長や産学官連携センター長を経て、現在はデジタルテクノロジーを活用した教育イノベーションに関する研究室にて学生指導を行う。また、総務省、内閣府など国の委員や数多くのEdTechスタートアップのメンター、各種審査員等を務める。デジタルテクノロジーにより教育にイノベーションを起こすムーブメント「EdTech」分野のフロントランナー