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ささき ゆういち

佐々木 裕一

東京経済大学コミュニケーション学部准教授

東京生まれ。東京経済大学コミュニケーション学部准教授。一橋大学社会学部卒業。学部時代にフランス高等商業学院(HEC)に給費留学しマーケティングを学ぶ。その後、実業を経験しつつ慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で修士号(1997年)、博士号(2009年)取得。電通での消費財のマーケティング・コミュニケーション戦略立案、アーサーD.リトルとNTTデータ経営研究所での製造業の事業再構築、情報サービス企業の全社戦略立案、スタートアップ企業への投資やインキュベーションなどを経て現職。共著書に『Linuxはいかにしてビジネスになったか コミュニティ・アライアンス戦略』、『シェアウェア もう一つの経済システム』、『デジタル時代の経営戦略』、『コミュニケーション学がわかるブックガイド』、『デジタルの際』等がある。(2015年4月現在)

佐々木 裕一

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担当のコース

この授業では、グローバル・ネットワーク時代と共に変化する私たちのコミュニケーションのあり方や、新たに生まれ、そして失われていくもの、さらに人文学について学んでいきます。 【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

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グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットビジネス篇

第4回 グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論:ネットビジネス篇(60分)

2015年5月22日放送

デジタル情報は急激な勢いで増加しています。いまの風景にはデジタル機器があちらこちらに遍在しています。人間が意識しなくとも、コンピュータ同士の通信も大量に行われています。こうしたなかで、なにが生まれ、なにが失われていくのでしょうか。「グローバル・ネットワーク時代のコミュニケーション論」の2時限目から5時限目までの4回にわたって、デジタル文化の現在を考えていきます。 4限目:「デジタルの際」ネットビジネス篇 インターネット上でクチコミなどのユーザ生成型コンテンツが増えています。しかし、そこからどのように利益を拡大していくのでしょうか。クックパッドのように海外に活路を見いだす場合もありますが、アットコスメのように物財ビジネスを展開している例も見受けられます。デジタル情報がそのなかで完結せず、物質性を帯びた領域にまで及んでいます。 インターネット上のコミュニケーションも変容してきています。Twitterのタイムラインに典型的にみられるように、同じサービスを利用していても、別の画面をみていることが増えてきました。さらに、それほどコミュニケーションの相手の様子を探ることなく、気が向いたときにコミュニケーションする様子も見えてきます。では、それは、どのようにネットビジネスに関わっていくでしょうか。物財ビジネスにも絡めながら、ビッグデータによって収益化を図ろうとする動きを見ていきます。 なお、4時限目の授業は、『デジタルの際』(聖学院大学出版会, 2014)の第1章の内容に相当します。 ----- 参考文献:『デジタルの際』(河島茂生編著, 聖学院大学出版会, 2014) ----   【授業のアジェンダ】 「ネットワークビジネス篇」の位置づけ UGM事業の物質化 UGMにおけるコミュニケーションの新潮流 UGMとビッグデータビジネス   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015