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1981年慶応義塾大学経済学部卒業、1988年筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。2000年博士(経済学)(中央大学)取得。電力中央研究所主任研究員、国立社会保障・人口問題研究所室長などを経て、2005年明治大学政治経済学部助教授、2006年4月より現職。
5年に1度、日本に住むすべての人を対象に人口や世帯数などを調査する「国勢調査」。今回から、全国一斉でインターネット回答が可能になり、利便性の向上や正確かつ効率的な統計調査への期待が高まっています。今回の調査では、1千万世帯以上がインターネットで回答することが予想されており、実現すれば世界最大級の規模となります。 日本最大の統計調査である「国勢調査」は、どのような目的で行われ、どのように活用されているのか。また、インターネット回答によって何が変わるのか。そして、「国勢調査」のデータを通じて見えてくる、ニッポンの姿とはーー今回の特別授業では、こうした素朴な疑問から端を発する「わたしたちが国勢調査に参加することの意義」について、専門家とともに考えていきます。 ■国勢調査について 国勢調査は日本国内に住むすべての人と世帯を対象とした、国の最も重要な統計調査です。調査結果は、国および地方公共団体が推進する少子・高齢化対策、社会福祉対策、雇用対策、防災対策等の各施策や、企業活動でも多くの分野で利用されており、日本の未来をつくるために欠かせない様々な施策の計画づくりに役立てられています。国勢調査について、詳しくは、「国勢調査キャンペーンサイト」をご覧ください。