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2007年、株式会社ボーダレス・ジャパンを同社社長の田口一成と共に創業。 同社は「社会起業家のプラットフォーム」として、社会起業家が集い、ノウハウ、資金等の関係資産を互いに共有し、社会ソリューションを世界中に拡げ、より大きな社会インパクトを共創している。 2022年1月時点で15ヵ国45事業を展開しており、社会起業家およびソーシャルビジネスを次々と世に送り出し続けている。 丸井グループ サステナビリティアドバイザーメンバー(社会分野)就任(2019年)。 環境省事業「アフターコロナ・ウィズコロナ時代のサステナブルな社会の在り方に係る研究会」委員就任(2020年)。
近年、さまざまな社会課題が露わになってきました。 所得格差や少子高齢化など、誰もが一度は聞いたことがある問題から、ハラスメントや待機児童問題まで。そして世界に目を向ければ貧困や飢餓などの問題や、気候変動や水質汚染など、国境を越えて地球規模で対策しなければならない問題まで、本当に多岐にわたります。 しかし、これらの社会課題を「自分ごと」として捉えて、課題の解決に向けて取り組むことは、とても難しいことですよね… この授業で学んでいくのは「今、社会が抱えているさまざまな課題のリアル」、そして「それらの課題を解決する1つの手段としてソーシャルビジネスが持つ力」。目の前の仕事から一旦離れて、日本人、地球人として向き合うべき課題を解決するためにできることを考えてみませんか? この授業で学べること ・今、日本社会が抱えている課題のリアル(人種差別/異文化理解、難民問題、フードロス、環境問題など) ・今、世界が抱えている課題のリアル(バングラデシュの貧困問題など) ・社会課題を解決する1つの手段としてのソーシャルビジネス こんな人にオススメ ・人生100年時代、長く働くのであれば「社会に対して何か役に立つことをしたい」という思いがある方 ・今、社会が持っている問題の実情を知りたい ・ソーシャルビジネスとはどのようなことなのか?
近年、成長経済を追求する資本主義の限界が叫ばれ、格差社会や地球環境問題としてその限界は表面化しています。 コロナウイルスが全世界に猛威をふるったこともあり、私達は普段の生活から今のあり方が正解ではないかも知れないと問題意識を持つようになった方もいらっしゃると思います。 テクノロジーが急速に発達する一方、気候変動危機やパンデミックが世界的な課題となる中、利己的な利益追求や一社や一国だけの利益にとらわれる考え方では、社会や経済が、立ち行かなくなっています。 そこで注目されているのが「利他」や「三方よし」といった、他者とともに共生する社会のあり方です。 ソーシャルビジネスや問題解決のための行動に、「利他」の考えはどのように活きるのでしょうか。 今回ご登壇いただくボーダレス・ジャパンは、「社会の不条理や欠陥から生じる、貧困、差別・偏見、環境問題などの社会問題を解決する事業を『ソーシャルビジネス』と捉え、より良い社会を築いていくことを使命として掲げています。 これからの持続可能な社会を作り出していくためには、どんな考え方やマインドが必要になるのか、ボーダレス・ジャパンの副社長の鈴木雅剛さんをお迎えし、受講するみなさんが、考えるきっかけとなる授業をお届けします。 参考:9割の社会問題はビジネスで解決できる(PHP研究所)