4/26(Fri)

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やすだ のぼる

安田 登

能楽師(ワキ方・下掛宝生流)

能楽師(ワキ方下掛宝生流)。全国各地の舞台出演や海外での公演も行う。また、神話『イナンナの冥界下り(シュメール語)』でのヨーロッパ公演や、金沢21世紀美術館の委嘱依頼による『天守物語(泉鏡花)』の上演、島根の神楽を取り入れた『芸能開闢古事記』など、能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。NHK 100分de名著『平家物語』講師・朗読。著書:『野の古典(紀伊國屋書店)』、『身体感覚で『論語』を読みなおす。』、『能 650年続いた仕掛けとは』(以上新潮社)、『三流のすすめ』、『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』、『イナンナの冥界下り』(ともにミシマ社)など多数。関西大学特任教授(総合情報学部)。

安田 登

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「なんでいまさら、古臭い古典を?」そんなふうに思われる方もいるかもしれません。でも、こんな変化の大きい先の見えない時代だからこそ、長い年月を耐えて読み継がれた古典から学べることは多いのです。 先生は、能楽師の安田登さんです。 安田さんは能楽師として活動する傍ら、日本と中国の古典に描かれた”身体性”を読み直す試みも長年継続しています。 ”身体性”とは、AIの文脈で昨今よく聞かれるようになった言葉です。さまざまな定義がありますが、ここでは「機械にはない、いきもの特有の肉体由来の知恵」という意味だと思ってください。 安田さんは、「対象を観察するようにではなく、身体感覚を使い、その中に入って古典を読むことでより理解が深まり、古典を自分のものにすることができる」と言います。 安田さんと一緒に、自分の身体感覚に耳を澄ませながら、古の知恵を学びましょう。 古文や漢文の授業が苦手だった方にこそ、受けていただきたい授業です。 ■先生 安田登 さん 能楽師(ワキ方下掛宝生流)。全国各地の舞台出演や海外での公演も行う。また、神話『イナンナの冥界下り(シュメール語)』でのヨーロッパ公演や、金沢21世紀美術館の委嘱依頼による『天守物語(泉鏡花)』の上演、島根の神楽を取り入れた『芸能開闢古事記』など、能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。100分de名著『平家物語』講師・朗読。関西大学特任教授(総合情報学部)。   著書: 『野の古典』(紀伊國屋書店) 『身体感覚で『論語』を読みなおす。』(新潮社) 『能 650年続いた仕掛けとは』(新潮社) 『三流のすすめ』(ミシマ社) 『あわいの力 「心の時代」の次を生きる』(ミシマ社) 『イナンナの冥界下り』(ミシマ社)など多数。  

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