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立命館大学政策科学部卒業後、アクセンチュアにてビジネスプロセスコンサルティングに従事。フリーコンサルタントを経てLTSに入社。 システム開発案件におけるプロセス設計や現場展開、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の導入など、ビジネスプロセス変革案件を中心に手掛け、現在はビジネスプロセスマネジメント及びビジネスアナリシスの手法や人材育成に関する啓発を中心に活動している。またビジネスアジリティの研究者として、組織の変化適応の在り方についても発信している。 経済産業省 デジタル人材のスキル・学習の在り方ワーキンググループ 委員 ビジネス・ブレークスルーチャンネル ビジネスプロセスマネジメント講師 公益社団法人企業情報化協会(旧BPM協会)/ IIBA日本支部 BPM研修講師 著書に『ビジネスプロセスの教科書 第2版』 『Process Visionary』(共著) 『Business Agility』 『サービスサイエンスによる顧客共創型ITビジネス』(共著)
変化が速く、人々の学習と協調のスピードが重視される今日。 組織はよりネットワーク型へと移行し、必然的に判断は現場に権限委譲される傾向が強まっています。 特に、実働型のチームリーダー・プレイングマネージャー、プロジェクトリーダーといった現場を兼務する方々や、現場の変革を推進する部門長・グループマネージャー、組織横断プロジェクトの責任者などは、近年の変化のスピードを強く実感する機会が多いのではないでしょうか。 こうした状況の中で、環境変化に対応するために必要な「ビジネスアジリティ(俊敏さ・機動力)」を、3つの原則とともに学び、実践のヒントを得ることを目的とした授業です。 変化が激しく迅速な判断が求められる経営環境では、従来の階層型組織が必ずしも最善とは限りません。 スピード感が求められる現代のビジネス環境で、経営者や管理職がすべてを判断することが、時間や判断の質の面で難しくなってきています。 この授業では、近年注目を集める「ビジネスアジリティ」の定義を学び、狭義・広義の違いを理解するとともに、ビジネスアジリティを実現するための3つの原則を学びます。 授業を通じて、アジリティが必要とされる場面を理解し、その能力を高めるメリットを学ぶとともに、実践に向けた具体的な方法を身につけることを目指します。 受講対象者 ◆実働型のチームリーダー・プレイングマネージャー ( 現場を兼務するチームリーダー、 プレイングマネージャー、プロジェクトリーダー(PM、PMO) ◆現場の変革を後押しする人たち ( 部門長・グループマネージャー、 組織横断プロジェクトの責任者) 授業のゴール ◆「ビジネスアジリティ」の定義を知る ◆アジリティを実現するための3つの原則を学ぶ ◆アジリティ向上に向けた具体的な方法を身につける ◆先生から受講する皆さんへのメッセージ 近年、変化適応の必要性から、ビジネスアジリティという言葉がよく聞かれるようになりました。一方で、この言葉は使う人によって定義や観点が異なり、未だ理解することが難しい言葉でもあります。 ビジネスアジリティという概念自体が発展途上ではありますが、この言葉を巡るさまざまな議論を眺めると、そこには組織にとってはもちろん、一人一人のビジネスパーソンにとってもとても大切な示唆が含まれています。 講義を通して是非、変化の激しい時代を生きる人と組織に求められる姿勢を感じてください。