9/27(Sat)

今日の生放送

かまい ふき

構 二葵

ジャーナリスト/株式会社8bitNewsCCO

1992年北海道生まれ。2015年HBC北海道放送入社後、事件事故や災害取材をする傍ら、旧優生保護法や技能実習生のドキュメンタリーを制作。2021年退職後は早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコースに進学。修士作品「仮放免者ーーいま日本人に伝えたいこと」が政治学研究科長賞受賞。「共感とナラティブ」への偏重に危機感を抱きつつ「憎悪」の解きほぐし方を模索し、国内外で取材。市民メディア「8bitNews」では1週間のニュース振り返りと現場レポートを届ける「Breaking Borders #ブレボダ」などで発信。

構 二葵

登壇している授業のカテゴリー・関連タグ

担当のコース

誰もが一次情報発信者になれる現代において、情報をどのように受け止め、活用するかを学ぶための授業です。 ニュースに受け身な人、情報源の選択が苦手な人、視覚的な情報に対する理解が瞬時にできない人が、信頼できる情報を得るためのリテラシーと多角的な分析力を手に入れる方法を知り、身近な時事問題を扱いながら自分の意見の形成にも繋げられることを目指します。 ”あなたが伝えたいニュースを私たちが共に発信し マスで伝える公共メディア” 8bitNewsのメンバーの皆さんの授業を通して、明日の雑談に使える、上司との会話に困らないニュースの読み解き方を学びます。   受講対象者 ◆テレビや新聞が身近でなくニュースに受け身な人 ◆情報源の選択や情報の探し方に迷ってしまう人 ◆ニュースや時事問題に敏感な人  ◆情報発信者   授業のゴール ◆デジタル社会の正しい情報リテラシーを学べる ◆時事ニュースを明日からの雑談に使えるようになる ◆自身がSNS投稿などで情報発信をする際に気をつけることがわかる   初回授業は「メディアと世界情勢」をテーマにジャーナリストで8bitNews代表の堀潤さんが登壇 その他にも8bitNewsのメンバーの皆さんから「環境と社会」、「紛争と人権侵害」など様々なニュースのトピックを切り口にデジタル時代のニュースの読み解き方、活用方法を学びます。    

担当の授業一覧 全2授業

生放送(無料) 社会を共感だけで動かして本当にいいのか?

第5回 社会を共感だけで動かして本当にいいのか? (60分)

2025年10月22日生放送予定

”あなたが伝えたいニュースを私たちが共に発信し マスで伝える公共メディア” 8bitNewsのメンバーの皆さんの授業を通して、明日の雑談に使える、上司との会話に困らないニュースの読み解き方を学びます。   テレビや新聞などのマスメディアは、取り上げる人や出来事に共感やナラティブ(物語)を求めすぎてはいないでしょうか。 第5回の授業では、元HBC北海道放送の記者で、現在は8bitNewsで活動するジャーナリストの構二葵さんが、取材現場で出会った「ナラティブの狭間の声」を紹介します。 たとえば、8月の参院選では目立った「外国人」を排除するような言説に対し、ある候補者は「外国人に出ていけとは言っていない。ただ、不法滞在者などルールを守らない人は出ていってもらう必要がある」と発言しました。 こうした「良い外国人」と「悪い外国人」という線引きは、社会に不安や恐怖を煽り、分断をもたらします。 本当にそれで良いのでしょうか?   共感しづらい背景がある人や出来事を、マスメディアが取り上げない現状も、問題の一つです。 世界に溢れる情報の真偽を、誰もが疑心暗鬼になりながら見つめているこの時代だからこそ、「共感ではなく、ナラティブの狭間」を見つめ、耳を傾けることが求められています。 自分自身がこの世界をどのように見つめているのかを問い直すことが、世の中の情報を選び、読み解き、活かすための第一歩になるはずです。 この授業は、先生と一緒に、「自分はどんな視点で世の中を見てきたのか?」をじっくり考え立ち止まる時間にしましょう。   受講対象者 ◆ 何事も白黒はっきりつけたい正義感の強い方 ◆ マスメディアを信頼できないと感じている方 ◆ 社会に対する多様な視座を持ちたい方 ◆ ニュースを身近に感じ 時事問題に関心のある方   授業のゴール ◆ 自分が信じる「正しさ」を一度解きほぐし 自分自身と向き合えるようになる ◆ ニュースの背景を想像し より深く考察できるようになる ◆ 現場の声を聞き 多角的に受け取るリテラシーを養える ◆ 情報を発信する際に意識すべき視点を持てる    

戦後80年 各国市民の声から考えるアジア太平洋戦争

第2回 戦後80年 各国市民の声から考えるアジア太平洋戦争(60分)

2025年7月23日放送

誰もが一次情報発信者になれる現代において、情報をどのように受け止め、活用するかを学ぶための授業です。 第2回では各国市民の声からアジア太平洋戦争について考えます。   今年は戦後80年。 テレビや新聞で戦争報道を目にする機会が増えた方も多いのではないでしょうか。 しかし、皆さんは、東南アジアのフィリピンやシンガポールで、アジア太平洋戦争がどのように受け止められているか、想像したことはありますか?今も激しい攻撃が続くパレスチナや、中東のクウェートでは、日本の原爆被害がどのように見られているか、ご存じでしょうか。 授業では、私たちと同じ時代を生きる人々がアジア太平洋戦争から何を感じ、どう受け止め、そして、未来へどうつなげようとしているのかを、現地で取材した市民の声を通じて見つめ直します。 被害の歴史、加害の歴史。日本と諸外国。さまざまな境界を越えて、今、私たちが平和のためにできることは何か、一緒に考えてみませんか。   受講対象者 ◆テレビや新聞が身近でなくニュースに受け身な人 ◆情報源の選択や情報の探し方に迷ってしまう人 ◆ニュースや時事問題に敏感な人  ◆情報発信者   授業のゴール ◆デジタル社会の正しい情報リテラシーを学べる ◆時事ニュースを明日からの雑談に使えるようになる ◆自身がSNS投稿などで情報発信をする際に気をつけることがわかる