ビジネスアジリティ入門:適応し、変革する力

コース概要

変化が速く、人々の学習と協調のスピードが重視される今日。
組織はよりネットワーク型へと移行し、必然的に判断は現場に権限委譲される傾向が強まっています。

特に、実働型のチームリーダー・プレイングマネージャー、プロジェクトリーダーといった現場を兼務する方々や、現場の変革を推進する部門長・グループマネージャー、組織横断プロジェクトの責任者などは、近年の変化のスピードを強く実感する機会が多いのではないでしょうか。

こうした状況の中で、環境変化に対応するために必要な「ビジネスアジリティ(俊敏さ・機動力)」を、3つの原則とともに学び、実践のヒントを得ることを目的とした授業です。

変化が激しく迅速な判断が求められる経営環境では、従来の階層型組織が必ずしも最善とは限りません。
スピード感が求められる現代のビジネス環境で、経営者や管理職がすべてを判断することが、時間や判断の質の面で難しくなってきています。

この授業では、近年注目を集める「ビジネスアジリティ」の定義を学び、狭義・広義の違いを理解するとともに、ビジネスアジリティを実現するための3つの原則を学びます。

授業を通じて、アジリティが必要とされる場面を理解し、その能力を高めるメリットを学ぶとともに、実践に向けた具体的な方法を身につけることを目指します。

 

受講対象者
◆実働型のチームリーダー・プレイングマネージャー
( 現場を兼務するチームリーダー、 プレイングマネージャー、プロジェクトリーダー(PM、PMO)
◆現場の変革を後押しする人たち
( 部門長・グループマネージャー、 組織横断プロジェクトの責任者)


授業のゴール
◆「ビジネスアジリティ」の定義を知る
◆アジリティを実現するための3つの原則を学ぶ
◆アジリティ向上に向けた具体的な方法を身につける

 

◆先生から受講する皆さんへのメッセージ
近年、変化適応の必要性から、ビジネスアジリティという言葉がよく聞かれるようになりました。一方で、この言葉は使う人によって定義や観点が異なり、未だ理解することが難しい言葉でもあります。
ビジネスアジリティという概念自体が発展途上ではありますが、この言葉を巡るさまざまな議論を眺めると、そこには組織にとってはもちろん、一人一人のビジネスパーソンにとってもとても大切な示唆が含まれています。
講義を通して是非、変化の激しい時代を生きる人と組織に求められる姿勢を感じてください。