10/13(Sun)
1979年生まれ。米ジョージア工科大大学院で航空宇宙工学修士号を取得後、経営コンサルティング会社を経てispaceを創業。人類が宇宙で生活圏を築き、宇宙と地球が共存する世界を構築するため、宇宙ロボット技術を活用した民間宇宙事業を推進中。2010年からGoogle Lunar XPRIZEに「HAKUTO」を率いて参戦中。
■月面にロボットを送り込む! みなさんはGoogle Lunar XPRIZEをご存知でしょうか? Google Lunar XPRIZEとはGoogleが主催する、2015年末までに月面にロボットを送り込むレースのこと。そのレースに日本勢唯一の出場を決めたチーム『HAKUTO』を率いているのが今回の先生、袴田武史先生です。 元々はこのレースに参加するためにメンバーを集めた袴田先生は、この圧倒的な技術力を誇るチームを株式会社ispaceとして会社化し、宇宙探査ロボットを事業化しています。 今回はそんな袴田武史先生に60分間の生放送で、皆さんからのご質問にご回答いただきます。 インターネット生放送ならではの対話を通じて、一緒に色々なことを学んでいければと思います。 ■皆さんから生放送で募集する「質問のお題」 ・宇宙について ・起業について ・『HAKUTO』について 自由質問も受け付ける予定ですのでお楽しみに! ※上記は予定です。変更になった場合は、このページで随時更新します。 ※この授業は宇宙起業家養成カリキュラムの応用授業です。 宇宙起業家養成カリキュラム http://schoo.jp/campaign/2014/astropreneur ■1限目:商業宇宙開発の概観~宇宙を使って課題解決〜 ■2限目:商業宇宙開発と起業・投資~1人の起業家が宇宙を変えた〜 ■3限目:宇宙技術と商業宇宙プロジェクト~イノベーションの起こし方~ ■4限目:商業宇宙開発の環境整備~宇宙商業化はもう止まらない~ ■5限目:宇宙ベンチャーとビジネスモデル~リスクの先へ~
“宇宙ビジネス”と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。 「宇宙って聞くと夢はあるけど、まだまだ宇宙なんて遠くの話だし、ニッチ業界だよね」 こう思った方も少なからずいらっしゃるでしょう。しかし、実際のところそうでもありません。内閣府の調べによれば、2015年には世界で13兆円程度の市場規模があり、近年は毎年2桁%で成長している産業なのです。 「通信衛星や観測衛星など、いわゆる研究や軍事目的での使用がメインで商業化は難しいのでは」 こう思った方もいらっしゃるでしょう。これは、まさに仰るとおり。これまでの宇宙開発は主に研究目的で行われてきた経緯があります。しかしながら、今では宇宙旅行ビジネスや宇宙での資源開発など、さまざまな宇宙ビジネスが続々と立ち上がってきており、研究目的だけではなく「ビジネスとしての宇宙開発」が成立しているのもまた事実です。 今やSFの世界の話ではなくなった宇宙をフィールドにしたビジネス。 本授業では宇宙ベンチャーの創出に挑むメディア、astropreneur.netの運営者 石亀先生をメインパーソナリティとし、宇宙ビジネスのフロントランナーを毎回お迎えして、宇宙ビジネスの今に迫っていきます。 【パーソナリティープロフィール】 ■石亀 一郎 2012年より国内唯一の宇宙ビジネスメディアastropreneur.netを運営。2013年アニメグッズのフリマアプリを運営するセブンバイツ株式会社に入社。2015年同社執行役員COOに就任。同年11月にサービスを大手事業会社に譲渡。2016年1月人工衛星向けアンテナシェアリングサービスを開発する株式会社インフォステラを共同創業し、取締役COOに就任。2016年10月株式会社フリークアウト、500 Startups Japan、千葉功太郎氏より6,000万円の資金調達を実施し、開発を加速させている。