1982年熊本市生まれ。東京都立大学人文学部社会学科卒。 2003年、学生時代より「学校に社会を運ぶ」NPOカタリバの立ち上げに参画。ETIC.主催NEC社会起業塾に参加。大卒後、凸版印刷株式会社に入社。週末にカタリバの現場運営をしながら、平日は凸版印刷で最年少営業社長賞を受賞。2010年より組織拡大に伴い、NPOカタリバに復職。 2012年現在、カタリ場事業部事業部長、嘉悦大学非常勤講師、文部科学省熟議協働員。書籍『カタリバという授業』(英治出版)
高校生の65.8%が「自分はダメな人間だと思う」と思っているそうです。これは米国や韓国、中国と比較しても突出している数値です。就職率の低下や、社会保障の破綻など、社会への不満というよりも自身が関わる世界への「閉塞感」というものがあるのかもしれません。 若者が将来への希望を抱けないことによる不安感なのか、それとも、それ以外になにか課題があるのでしょうか。 カタリバは、「高校生のキャリア学習の機会」を作るべく活動しているNPO法人です。カタリバは年間10,000人以上の高校生とキャリア学習を通じて関わることで、10代の現状や抱える課題について向き合ってきました。今回の授業では、カタリバの今村亮さんをお迎えして、未来を創っていくであろう高校生の現状と、“生き抜く力”について考えてみたいと思います。