4/25(Thu)

今日の生放送

かただ ようすけ

堅田 洋資

株式会社データミックス 代表取締役/データサイエンティスト

サンフランシスコ大学大学院 データ解析学専攻(修士)修了。一橋大学商学部卒。2017年に株式会社データミックスを創業し、データサイエンス教育事業とEdTech事業を展開。データミックス創業前は、ニュースアプリのスタートアップでのデータサイエンティスト、監査法人トーマツにてデータ分析コンサルタント、KPMG FAS(あずさ監査法人子会社)で事業再生コンサルタント、外資系メーカーでの経理・マーケティングなど幅広い経験をもつ。

堅田 洋資

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担当のコース

「平均の罠」「集計したデータの偏り」「分析結果の誤差」など議論できるようになる   データの重要性については会社内で頻繁に聞くようになり、社内のデータも整備されつつある。 しかし、部下や上司から、データで説得力のあることをいわれて「確かにそうだ!」と鵜呑みにしてしまい、承認や意思決定をして、「いつまで議論をせずに流すべきなんだろうか」と違和感やモヤモヤを感じている…。 一方で、自分でアウトプットするのもインプットするのも、与えられたデータのとり方や見方に納得して意思決定や実行を行えるひとになりたいと憧れを感じている。 多くのビジネスパーソンは、そうした悩みを抱えては「統計学」の学習を実践して挫折してきているのではないでしょうか。   この授業は、自分でデータの意味がわかるようになる基礎知識の提供をする授業です。 データはただ闇雲に集めて平均値や最大値をとればいいというものではありません。適切な統計量を基にデータ全体の特徴をつかむことで、事実(ファクト)を正確に整理することができ、示唆や推測、仮説出しにつなげることができます。 授業では、普段当たり前に扱われている統計量(平均や中央値など)からケースによって使うべき統計量(分散・標準偏差など)、統計的仮説検定など、データを読むための基本的な統計知識を解説していきます。文系ビジネスパーソンをはじめ、統計学の学習でつまづいたビジネスパーソンの皆さまがスムーズに理解できるよう、データ分析のプロフェッショナルな先生方が解説していきます。   データを読むための武器を身につけ、現場のビジネスデータを点ではなく面で捉えるようになりましょう。

担当の授業一覧 全1授業

データの罠にはまらないための着眼点

第2回 データの罠にはまらないための着眼点(60分)

2021年11月11日放送

今回の授業は、データを批判的に見る方法について紹介します。   データは客観的な事実を示しますが、注意せず鵜呑みにしてしまうと誤解してしまうケースが多々あります。 例えば、縦軸の原点が “0” でないことにより、大きな差があるように見せかけたり、実はサンプル数が少なかったりと様々です。発表者による意図的な行為もあれば、分析者自身さえ気づかないケースもあるでしょう。手軽にエクセルやBIツールでグラフを作れる時代だからこそ、データを読む側のリテラシーが重要です。   データを適切に読み解くためには、「着眼点」を知ることが第一歩です。グラフの表現におかしなところがないか、偏ったデータになっていないかなど、データを見るときに着眼点を学んでいきます。 授業を通して、データを批判的に見る目を養っていきましょう ■講師 堅田 洋資 株式会社データミックス 代表取締役/データサイエンティスト サンフランシスコ大学大学院 データ解析学専攻(修士)修了。一橋大学商学部卒。2017年に株式会社データミックスを創業し、データサイエンス教育事業とEdTech事業を展開。データミックス創業前は、ニュースアプリのスタートアップでのデータサイエンティスト、監査法人トーマツにてデータ分析コンサルタント、KPMG FAS(あずさ監査法人子会社)で事業再生コンサルタント、外資系メーカーでの経理・マーケティングなど幅広い経験をもつ。