「平均の罠」「集計したデータの偏り」「分析結果の誤差」など議論できるようになる
データの重要性については会社内で頻繁に聞くようになり、社内のデータも整備されつつある。
しかし、部下や上司から、データで説得力のあることをいわれて「確かにそうだ!」と鵜呑みにしてしまい、承認や意思決定をして、「いつまで議論をせずに流すべきなんだろうか」と違和感やモヤモヤを感じている…。
一方で、自分でアウトプットするのもインプットするのも、与えられたデータのとり方や見方に納得して意思決定や実行を行えるひとになりたいと憧れを感じている。
多くのビジネスパーソンは、そうした悩みを抱えては「統計学」の学習を実践して挫折してきているのではないでしょうか。
この授業は、自分でデータの意味がわかるようになる基礎知識の提供をする授業です。
データはただ闇雲に集めて平均値や最大値をとればいいというものではありません。適切な統計量を基にデータ全体の特徴をつかむことで、事実(ファクト)を正確に整理することができ、示唆や推測、仮説出しにつなげることができます。
授業では、普段当たり前に扱われている統計量(平均や中央値など)からケースによって使うべき統計量(分散・標準偏差など)、統計的仮説検定など、データを読むための基本的な統計知識を解説していきます。文系ビジネスパーソンをはじめ、統計学の学習でつまづいたビジネスパーソンの皆さまがスムーズに理解できるよう、データ分析のプロフェッショナルな先生方が解説していきます。
データを読むための武器を身につけ、現場のビジネスデータを点ではなく面で捉えるようになりましょう。