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データの読み方入門

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授業の概要

今回の授業は、データを批判的に見る方法について紹介します。

 

データは客観的な事実を示しますが、注意せず鵜呑みにしてしまうと誤解してしまうケースが多々あります。

例えば、縦軸の原点が “0” でないことにより、大きな差があるように見せかけたり、実はサンプル数が少なかったりと様々です。発表者による意図的な行為もあれば、分析者自身さえ気づかないケースもあるでしょう。手軽にエクセルやBIツールでグラフを作れる時代だからこそ、データを読む側のリテラシーが重要です。

 

データを適切に読み解くためには、「着眼点」を知ることが第一歩です。グラフの表現におかしなところがないか、偏ったデータになっていないかなど、データを見るときに着眼点を学んでいきます。

授業を通して、データを批判的に見る目を養っていきましょう


■講師

堅田 洋資

株式会社データミックス 代表取締役/データサイエンティスト

サンフランシスコ大学大学院 データ解析学専攻(修士)修了。一橋大学商学部卒。2017年に株式会社データミックスを創業し、データサイエンス教育事業とEdTech事業を展開。データミックス創業前は、ニュースアプリのスタートアップでのデータサイエンティスト、監査法人トーマツにてデータ分析コンサルタント、KPMG FAS(あずさ監査法人子会社)で事業再生コンサルタント、外資系メーカーでの経理・マーケティングなど幅広い経験をもつ。

授業紹介コメント

  • 堅田 洋資
    先生

    堅田 洋資

    皆さんは日常生活や仕事の中で様々なデータに触れていると思います。しかし、どれほど適切に読み取れているでしょうか?ビッグデータは世の中の様々なイベントのスナップショットの蓄積です。そのスナップショットを凝縮したものがグラフや統計です。忘れてはいけないのは、その凝縮する過程で誤解につながる表現や誤用の可能性があるということです。この講義では、データに潜む罠とその見抜き方を事例を通じてお話します。批判的な目を持って、データを読み解けるようになりましょう!