10/9(Wed)
AZX総合法律事務所弁護士。弁護士となって以来、一貫してベンチャー関連の法務支援に従事。ITベンチャーを中心に、各種契約書や利用規約等のレビュー及び作成、ビジネスモデルの適法性審査などに携わる一方、2016年には大手ベンチャーキャピタルへ出向し、投資業務やファンド組成に従事。ベンチャー企業側、ベンチャーキャピタル側の双方の立場で経験が豊富な弁護士として、特にベンチャーファイナンスやM&Aの場面に強みを持つ。
「うっすらと起業を意識し始めて、いざ勤め先を辞めて自分で会社を立ち上げようと思ったけど、何をしたらいいのか分からない」 インフラ環境や投資環境が整いつつある中で、IT系サービスを自分たちで作り起業するという方は増えてきているとは思いますが、上記のように、いざ起業するタイミングで壁にぶつかる方は少なくないのではないでしょうか。 本授業では、そんな方々に対して、僕がホットスタートアップというWEBサービス会社を立ち上げた経験談を通じて、会社を退職してから創業するまでに起こるお金関係のことや身の回りのことについて、何が発生するのか知識として学んでいただければと思います。 そもそも僕は前職がエンジニアだったので、会社を作るまでは経営もした事無いですし、 全然会社設立についての知識はありませんでした。 こんな事言ったら怒られるかもしれませんが、 会社設立は急がず結構まったりやっていました。というのもサービスやビジネスを作ってしっかり価値を提供することのほうが圧倒的に大事だからです。 とはいえ、事業をやろうと思っている方には最低限必要な知識だと思いますので、ここまでやってきたことをお話しします
本授業は、受託開発をメインとするIT企業で働く方を対象に、取引先と結ぶ「契約」を中心に、受託開発に関連するよくあるトラブルと、これを未然に防ぐための対処法をケーススタディで学びます。 受託開発の契約は、委託者側から提出されたものを、特に内容も確認せず、そのまま締結してしまっているケースも多いと思います。しかし、提出された契約が受託者側に著しく不利であったり、実際の業務内容と合致していなかったり、最悪の場合はそもそも契約内容が法令に違反しており、知らないうちに違法行為に加担してしまっているケースもあります。 契約内容についてしっかりと知り、トラブルにならないようにするためにはどうしたらいいのか、具体的に学べる授業です。