2008年楽天株式会社へ入社し、UXデザイナーとして大規模サービスのリニューアルを担当。社長室にて新規事業の立ち上げや経営企画に携わり、2013年夏より現職。監訳書として『Lean UXーリーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン(オライリー・ジャパン)』などがある。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。
この授業では、デザイナーならではのスキルの活かし方、デザインの現場に現れた新しいライバル、チームとしてデザインをするということを中心に、社会に求められるデザイナーであり続けるためにどう考えているのかを、現場のデザイナーがお伝えします。
■デザイナーが活躍する領域が拡張されている デザイナーが自席に引きこもり、オペレーターとしてチームから独立して作業をする時代は終わりつつあります。 現代のデザイナーは、言葉や概念を形にできる大きな強みを持っています。 自身の創造力を取り戻し、そして育み、発揮する時代にいま生きています。 そんな時代にデザイナーとして活躍している Yahoo! JAPAN UXデザイナーの瀧さん、iemo にてプロデューサーも兼任している鞍立さんをゲストに迎え、 「デザイナーが堂々と胸を張って生きることができる Web 業界をつくりたい」を合言葉に活動している 「Design dot」イベントの主催者であるBEENOS 山本さんとコンセント 坂田さんが楽しく聞いてディスカッションするという企画です。 今後UXについて意欲的に学びたい方、現在仕事をしている中でUXについて悩んでいる方にとって、業界で活躍する4名のお話は必見です。 これまでの取り組みとこれからを参考にUXについて考えましょう。 ■テーマはこちら(予定) ・デザイナーとしてのこれまで、そして現在の取り組み ・それぞれの立場におけるデザイナーとしての価値 ・2014年の振り返りと来年の展望 ・QA(授業中のみなさんからの質問をお待ちしております) ■UXとは??(引用:UXデザイン実践のために押さえておきたい大事なこと) UX=ユーザー体験 (引用:UXデザイン実践のために押さえておきたい大事なこと) “ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。”(IT用語辞典より引用 UX) 「UX=ユーザー体験」だと言えそうです。ここでは、UI(User Interface)もUXの中に含まれている一つの要素として捉えています。定義・考え方は色々あるのですが、サービスをデザインするときには、「どのように利用者が使ってくれて、どのような体験を与えられるのか?」ということについて考えておくと良さそうです。 UXデザインとは (引用:UXデザイン実践のために押さえておきたい大事なこと) 「UX=ユーザー体験」ですから、UXデザインは、「ユーザーにとってどうすれば、最高の価値ある体験を届けられるのか」をデザインする仕事ですね。それを考えるのがUXデザイナーの仕事になります。 UXを意識することでどうなるか? 現代のユーザーは便利なだけでは満足しません。不便なことを解決するだけでは、ありきたりなものになりがちで、ユーザーにとって価値のある体験を提供しにくいという現状があります。 しかし、Webサービス、アプリの数も増え、それぞれの機能が成熟してきた今こそ、UXを意識し、最高の価値ある体験を追い求めることで、もっと楽しい体験、新しい価値を産むことができるかもしれません。 (引用:UXデザイン実践のために押さえておきたい大事なこと)