10/11(Fri)

今日の生放送

うえにし みつこ

上西 充子

法政大学 キャリアデザイン学部 教授

東京大学教育学部および経済学部(編入学)卒業。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程満期退学。日本労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)にて研究員として企業における職業能力開発や公共職業訓練、フリーター問題などに関する調査研究に従事。法政大学キャリアデザイン学部設立の2003年より同学部の教員に。2005年より大学院(キャリアデザイン学研究科)の授業も担当。 共著に『大学のキャリア支援』『就職活動から一人目の組織人まで』『ブラック企業のない社会へ』など。共訳書にOECD編著『若者の能力開発 働くために学ぶ』。 2013年9月よりブラック企業対策プロジェクト(http://bktp.org/)に参加。「ブラック企業の見分け方」「企業の募集要項、見ていますか?―こんな記載には要注意!」の2冊の無料PDF冊子を共著にて発行。 「Yahoo!ニュース個人」(http://bylines.news.yahoo.co.jp/uenishimitsuko/)にて、ときどき記事を配信中。

上西 充子

登壇している授業のカテゴリー・関連タグ

担当のコース

若者の雇用問題は、何が問題なのでしょう?若者?働かせ方? 光の当て方によって、見えてくる問題は大きく違ってきます。対策も異なってきます。光が当てられない問題は、問題とさえ認識されず、対策も取られません。 この10年ほど、若者雇用対策が進められてきましたが、最近になって、ようやく働かせ方の問題にも光が当てられるようになってきています。ですが、「社会の厳しさを自覚してもらわなければ」「多様な働き方が求められている」など、対策の方向性は必ずしも定まっていません。データに基づいた議論であっても、どういうデータを示すかによって、問題の見え方は変わってきます。 本講義では、この間の若者雇用問題の問われ方と対策を概観しながら、問題への光の当て方と、今後とるべき対策を検討していきます。 【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

担当の授業一覧 全2授業

無料公開中 若者雇用問題 - 若者の「働かせ方」の問題にどう取り組むか

第2回 若者雇用問題 - 若者の「働かせ方」の問題にどう取り組むか(60分)

2015年5月18日放送

若者の雇用問題は、何が問題なのでしょう?若者?働かせ方? 光の当て方によって、見えてくる問題は大きく違ってきます。対策も異なってきます。光が当てられない問題は、問題とさえ認識されず、対策も取られません。 この10年ほど、若者雇用対策が進められてきましたが、最近になって、ようやく働かせ方の問題にも光が当てられるようになってきています。ですが、「社会の厳しさを自覚してもらわなければ」「多様な働き方が求められている」など、対策の方向性は必ずしも定まっていません。データに基づいた議論であっても、どういうデータを示すかによって、問題の見え方は変わってきます。 本講義では、この間の若者雇用問題の問われ方と対策を概観しながら、問題への光の当て方と、今後とるべき対策を検討していきます。 <2限目:若者の「働かせ方」の問題にどう取り組むか> 「ブラック企業」という言葉と共に、長時間労働や不払い残業、パワハラ・セクハラ・マタハラなどの問題が注目されてきています。 一方で、「嫌なら辞めればいい」「さっさと転職活動するのが賢明」と、問題を個人化するとらえ方も根強いものがあります。 この授業では、若者の「働かせ方」の問題に、どう社会的な取り組みが可能であるのかを考えます。   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015

無料公開中 若者雇用問題 - 若者雇用問題は「若者が問題」か

第1回 若者雇用問題 - 若者雇用問題は「若者が問題」か(60分)

2015年5月11日放送

若者の雇用問題は、何が問題なのでしょう?若者?働かせ方? 光の当て方によって、見えてくる問題は大きく違ってきます。対策も異なってきます。光が当てられない問題は、問題とさえ認識されず、対策も取られません。 この10年ほど、若者雇用対策が進められてきましたが、最近になって、ようやく働かせ方の問題にも光が当てられるようになってきています。ですが、「社会の厳しさを自覚してもらわなければ」「多様な働き方が求められている」など、対策の方向性は必ずしも定まっていません。データに基づいた議論であっても、どういうデータを示すかによって、問題の見え方は変わってきます。 本講義では、この間の若者雇用問題の問われ方と対策を概観しながら、問題への光の当て方と、今後とるべき対策を検討していきます。 <1限目:若者雇用問題は「若者が問題」か> 「フリーター」「ニート」「早期離職」― 若者雇用問題への対策が取られ始めた2000年代はじめ、問題を語る際には決まり文句のようにこれらの言葉が用いられました。 「ワーキングプア」「ブラック企業」「子どもの貧困」― 別の光を当てると、別の問題が見えてきます。 この授業では、若者雇用問題が、どのようなキーワードやデータを元に語られてきたか、そしてそれらのキーワードやデータが、どのように対策の方向性を枠づけてきたかを考えます。   【スクーを通じて、もう一度大学へ】 スクーでは全国10の大学と連携し、ビジネスパーソン向けに、大学ならではの授業を開講しております。早稲田大学・関西学院大学・法政大学などはじめとする日本全国の大学が誇る名授業を通じて、仕事に活きる教養を身につけられます。 スクー×全国10大学(2015年版)はこちら https://schoo.jp/campaign/2015/univ_2015