10/9(Wed)
『広告』編集長。クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー。1981年生まれ。2008年博報堂に入社。空間デザイナー、コピーライターを経てプロダクト開発に特化したクリエイティブチーム「monom(モノム)」を設立。社外では家具や照明、インテリアのデザインを行うデザインスタジオ「YOY(ヨイ)」を主宰。文化庁メディア芸術祭 優秀賞、グッドデザイン賞 グッドデザイン・ベスト100、ACC賞 ゴールド、日本空間デザイン賞 金賞ほか受賞多数。2015年より武蔵野美術大学非常勤講師。2019年より博報堂が発行する雑誌『広告』の編集長を務める。
ルーティンワークや雑務がデジタルに置き換わっていく中で、これからは創造性や独創性など、人間だからこそできるスキルの価値がより高まっていくと言われています。その中で、クリエイティブやデザイン、アートという言葉が注目されていますが、これらを学ぼうとするときに、PhotoshopやIllustratorといったツールの使い方などから着手する方も少なくありません。ツールはあくまで手段であり、それを使う「手前」にある、普段の考え方やスタンスを学ばなければ、真の意味でのクリエイティブな発想や表現は難しいでしょう。 本授業では、デザインスタジオ「YOY」主宰、博報堂のプロダクトイノベーションチーム「monom(モノム)」、雑誌「広告」の編集長と、ジャンルを越境しながら世界的にご活躍されている小野直紀さんをお迎えします。小野さんが日ごろ作品を生み出す時にどのような思考回路をもつのか追体験しながら、「デザインの手前」のスタンス・姿勢について学んでいきます。 ▼こんな人におすすめ ・企画立案や新規サービス・プロダクト開発、デザイン等に携わっている、もしくはゆくゆく携わりたいと考えているビジネスパーソン。 ・創造性や感性を育むヒントを探している方 ▼学習ゴール 「デザインの手前」というプロフェッショナルの思考法やスタンスに触れ、仕事や日常生活に刺激を受けられる。
本屋、つくりませんか?ーSchooの共創型本屋プロジェクト「本と会話の実験室」 ユーザー参加型本屋「本と会話の実験室」の全4回の授業からなるコースです。 Schooは2023年9月の約1ヶ月間、吉祥寺にてユーザー参加型の本屋さんをオープンします。 この本屋は「本と会話の実験室」の全4回の授業を通じ、登壇する先生とユーザーと共同で出したアイデアで作り上げていくものです。 本屋やクリエイティブ、コミュニケーションに関するプロたちがリレー形式で問いを繋ぎ、 この授業に参加してくださる皆さんと協力しながらその場でアイデアを生み出していきます。 本屋の企画作りに参加したい方はもちろん、コンセプトワークや新しいアイデアの発想法を学びたい人にもおすすめです。 -------------------------- 実験室で作る本屋のテーマは、「会話の多い本屋さん」。 本来、本屋は一人で静かに本と向き合う場所であり会話は本屋に不要なはずです。 しかし、もし人との会話に開かれた本屋があったら、どんな体験ができるでしょうか? 会話は「直接人と話すこと」とは限りません。 例えば、店内の本にメッセージを挟み込める本屋。 例えば、お客さんが書店員になり、本をおすすめできる本屋。 本に関するさまざまな「会話」が発生する店内で、他の誰かの読み方に触発されたり、自分の「好き」のありかを再確認できる ーーーそんな本屋を、ユーザーと生放送授業で「会話」をしながら創造のプロセスから参加し、実現していきます。