10/14(Mon)
1980年生まれ。一橋大学商学部卒。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役。2012年にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」を、2020年に日記専門店「日記屋 月日」をそれぞれ開業。また、東京・下北沢「BONUS TRACK」の運営を行う株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。二児の父。
webの急激な普及により、情報収集・検索は格段に便利となりました。ソーシャルメディアは、情報の発信と受信のあり方を劇的に変えるだけでなく、著者と読者が直接繋がるという、これまででは考えられないかたちを実現しつつあります。 さらに、電子書籍も誕生するなど、「紙で出来た本に変わるもの」が多く生まれています。 新しいツールが生まれた時代に、果たして「本」は必要なのだろうか。必要だとしたら、なぜ必要なのだろうか。 その問いに対する答えを考えるために、ブックコーディネーターとして、本について誰よりも考え抜いている 内沼晋太郎さんを先生にお迎えしました。
本授業は、Schooと本屋B&Bのコラボブックフェアの連動企画です。 現在「#実は働くヒントをくれる本」という選書テーマで、あなたの選書を募集中。詳しくはこちらのページをご覧ください!https://schoo.jp/news/2022/2022-08-17 ―――――――――― 世の中を、自分自身を、自分の頭で考えられる「読書の視点」を学ぶ 変化が激しい今の時代。私たちに本当に必要なのは、「正解」を暗記する力ではなく、単純ではない物事に立ち向かい、自ら未来を切りひらいていく力です。 そんな「自分の頭で考える力」を養うために、本は最適な学びのツール。 本の内容をそのまま受け入れるだけではなく、「これはどういうことなんだろう?」と立ち止まり、自分なりに解釈を考えることで、本を、世の中を、自分自身を、自分の頭で考えられるようになります。 この授業では、今年『自分の頭で考える読書』を刊行した荒木博行さんと、本屋B&Bの共同経営者である、ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんとともに、「自分の頭で考える力」を養う本の読み方について考えていきます。 いきなり難しいことを考えなくても大丈夫。 そして、本の読み方に一つの正解はありません。一緒に学んでいきましょう。 後半は、受講生が主体となって、「今まで読んだ本で、「”実は”働くヒントをくれる本」ってなんだろう?」というお題を一緒に考え、本を自分の視点で解釈するトレーニングをしていきます。 ▼こんな人にオススメ! ・読書に関心はあるが、普段なかなか本を読めない方 ・実用書以外の本を、どのように楽しめばいいかわからない方 ・思考力や発想力を身につけたい方 ▼先生 ■荒木博行さん 住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。フライヤーやNOKIOOなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、絵本ナビの社外監査役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。 著書に『自分の頭で考える読書』、『藁を手に旅に出よう』、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』など多数。 Voicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティ。 ■内沼晋太郎さん 1980年生まれ。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役、新刊書店「本屋B&B」共同経営者、「日記屋 月日」店主として、本にかかわる様々な仕事に従事。また、東京・下北沢のまちづくり会社、株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。
本屋、つくりませんか?ーSchooの共創型本屋プロジェクト「本と会話の実験室」 ユーザー参加型本屋「本と会話の実験室」の全4回の授業からなるコースです。 Schooは2023年9月の約1ヶ月間、吉祥寺にてユーザー参加型の本屋さんをオープンします。 この本屋は「本と会話の実験室」の全4回の授業を通じ、登壇する先生とユーザーと共同で出したアイデアで作り上げていくものです。 本屋やクリエイティブ、コミュニケーションに関するプロたちがリレー形式で問いを繋ぎ、 この授業に参加してくださる皆さんと協力しながらその場でアイデアを生み出していきます。 本屋の企画作りに参加したい方はもちろん、コンセプトワークや新しいアイデアの発想法を学びたい人にもおすすめです。 -------------------------- 実験室で作る本屋のテーマは、「会話の多い本屋さん」。 本来、本屋は一人で静かに本と向き合う場所であり会話は本屋に不要なはずです。 しかし、もし人との会話に開かれた本屋があったら、どんな体験ができるでしょうか? 会話は「直接人と話すこと」とは限りません。 例えば、店内の本にメッセージを挟み込める本屋。 例えば、お客さんが書店員になり、本をおすすめできる本屋。 本に関するさまざまな「会話」が発生する店内で、他の誰かの読み方に触発されたり、自分の「好き」のありかを再確認できる ーーーそんな本屋を、ユーザーと生放送授業で「会話」をしながら創造のプロセスから参加し、実現していきます。