10/13(Sun)
1964年神奈川県生まれ。東京大学工学部を卒業後、株式会社東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。 アーンスト&ヤング、キャップジェミニ等の米仏日系コンサルティング会社での経験を経て2009年より株式会社クニエのマネージングディレクター。2012年より同社コンサルティングフェロー。 戦略策定や業務/IT改革を製品開発領域等のコンサルティングを実施。近年は問題解決や思考力に関する講演やセミナーの企業や各種団体、大学等に対して国内外で実施中。著書に『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』等。
「少しは頭使えば?」「あの人頭良いよね」 こんな言葉は職場や日常生活で頻繁にやりとりされている会話ではないでしょうか? でも実際に「頭を使う」ってどういうことか? その能力の高さとしての「頭の良さ」というものはどういうことなのか? それは直接目に見えない分、主観も入り、とても曖昧です。 この授業では、まず現象として「頭が良い」とみなされる行動や人物像を皆さんへのアンケート調査や身近な例からあぶり出し、構造化して共有します。 そのうえで、そうなるために「頭を使う」とはどういうことかを具体的に表現することで、皆さんの今後のアクションにつながる形に落とし込みたいと思います。 併せて、インターネットや日本がおかれた環境変化が 「頭の使い方」にどういう変化をもたらすのかについても皆さんと一緒に考えることで、これまでの教育やスキルに対する考え方を今後どう変えなければならないかについても明確にしたいと思います。
“様々なもの・職業がAIに代替される未来”がよく話題となりますが、私たち人間しかできない残されたもの何でしょうか。 「問いも答えもあるもの」は、以前からAIに代替されると言われています。 「問いはあるが、答えはないもの」も、AIに代替されてきていると言われています。 それでは「問いがなく、(当然)答えも用意されていないもの」は…? 与えられた課題に対してそのまま実行に移すのではなく、一歩引いた状態で“与えられた課題の目的・背景”=Whyを考えられるのが人間だからこそができることとし、この授業では自分自身で「考える」ためのきっかけとしての「Why型思考」を身につけるための講義・演習を行います。 どんな職業でも、Whyから導き出される答えがその人の経験に紐付いた独自のものとなり、強い介在価値となってきている今だからこそ、「Why型思考」を汎用的な力として学び、身につけましょう。
働き方改革が叫ばれている今、あなたはこれからどのように働きたいと思っていますか? 様々な雇用形態・企業規模等がある中でどのような人生でありたいと考えていますか? この授業ではDoubRingという方法を用いて、各々の「仕事と遊び」「会社と自分」などの関係性を認識していきながら、最終的に自分の働き方について考えていきます。 DoubRingを使って話すことで、自身の思考回路を可視化でき、他者の価値観に触れられます。 自分の価値観を整理し、改め、自分なりの仕事に対する価値観を持ってみましょう。 また、生放送にご参加いただく予定の方は、こちらのページから練習問題を解いてみましょう。 放送前日までに実施すると、授業に対する理解が深まり、また回答内容が授業内容に反映される可能性があります。 授業では、皆さんの回答結果を踏まえてそこで得られた意見の違いを読み解きながら対話式に意見を交換していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ■DoubRingとは 2つの言葉、例えば「理想と現実」「生と死」といった関係を私たちが頭の中でどのようにとらえているかを2つの円で表現する手法です。表現の視点を「どちらが大きいか?」と「どのように交わっているか?」の2つに絞り込むことで9パターンに単純化し、定量的な比較が可能になっていることが特徴です。
この授業を一言で表すと... 「"地頭力"の要素の1つである抽象化思考力を鍛える授業です。」 抽象化思考法を身につけることで、いくつかの具体的な事象から共通点を見出し、物事の本質を見抜く(=コツを掴む)ことができるようになります。それは個別の事象に応用をさせる能力であり、これまでの経験を全くの新しい事にも活かすための能力です。 この授業で学べること ・物事の本質を見抜く方法 ・物事をシンプルに捉える方法 ・具体から抽象化してまた個別の具体へ応用する方法 こんな人にオススメ ・本質を見抜く理解力、応用させる発想力を上げたい人 ・抽象的な話が理解できない人、または理解できない人との間でコミュニケーションギャップを感じている人 講師プロフィール 細谷 功/ビジネスコンサルタント 1964年神奈川県生まれ。東京大学工学部を卒業後、株式会社東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。 アーンスト&ヤング、キャップジェミニ等の米仏日系コンサルティング会社での経験を経て2009年より株式会社クニエのマネージングディレクター。2012年より同社コンサルティングフェロー。 戦略策定や業務/IT改革を製品開発領域等のコンサルティングを実施。近年は問題解決や思考力に関する講演やセミナーの企業や各種団体、大学等に対して国内外で実施中。 著書『具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』
このカリキュラムには視聴時間約3分の5つの授業があります。 短時間で集中して学びたい方におすすめです。 第1回【3分で学ぶ】要点がつかめる人の「脳内整理」 先生:鈴木 進介 思考の整理家/株式会社コンパス 代表取締役 ▼この授業で扱うこと ・インプットとアウトプットを3Sで整理する ・分解する思考の癖 第2回【3分で学ぶ】論理を徹底的に詰める「批判的思考法」 先生:井尻 淳 株式会社 i-think 代表取締役 ▼この授業で扱うこと ・論理のタテの構造 ・批判的思考で考え、説得力を高める方法 第3回 【3分で学ぶ】発想が飛躍する「アナロジー思考」 先生:安斎 勇樹 東京大学大学院情報学環特任助教・(株)ミミクリデザイン代表 ▼この授業で扱うこと ・アナロジー思考とは ・アイデア発想のためのアナロジーの活用法 第4回 【3分で学ぶ】地頭力を鍛える「抽象化思考法」特訓 先生:細谷 功 ビジネスコンサルタント ▼この授業で扱うこと ・イメージと分類の2つの思考法 ・具体と抽象、抽象化の重要性 ・What型とWhy型の思考法 第5回【3分で学ぶ】クリエイティビティ養成トレーニング 先生:伊藤 望 クリエイティブディレクター ▼この授業で扱うこと ・アイデアとはどのような存在なのか? ・お題→視点→アイデアの思考順序 このカリキュラムで学べること ビジネススキルの基本になる思考法の型や方法を身につけるためのカリキュラムです。考えたことを整理して立場の違う相手に伝えるためにも、思考力はビジネスシーンにおいて欠かせない能力です。自身の頭の中の整理から、論理的思考や発想力を学びましょう。 ページ下部の授業リストから全て受講いただけます。 受講生の声 要点がつかめる人の「脳内整理」 3Sを使うことが大事。相手を気遣いすぎて、回りくどい文面になり何を伝えたいのか分からなくなることがありますよね。はじめに答えを言ってから、「何故なら」で話を進めていくほうが相手に伝わりやすいと言われたことを思い出しました。大変参考になりました。(50代 受講生) アイデアを生み出し続けるクリエイティビティ養成トレーニング アイデアはただ直感だけで思いつくものではないということが分かりました。考える手順、テクニックがあることを知れてよかったです。(20代 受講生)