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なぜ今、デジタル通貨なのか

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授業の概要

コロナ禍で日本のデジタル化の遅れが浮き彫りになりました。それを受け、2021年にはデジタル庁が創設され、デジタル社会形成への取り組みが急ピッチで行われています。

 

そのカギとなる1つに「デジタル通貨」があります。既に中国は、2022年北京冬季五輪にて国の中央銀行が主導するデジタル人民元を試験的に展開しました。日本にもQRコードなどのキャッシュレス決済は数多くありますが、デジタル通貨はブロックチェーンを活用したまったく異なるシステムです。

 

しかしながら、それを正しく理解している人はまだまだ少ないのではないでしょうか。今回は、Edyや交通系カードSuicaの開発者であり、電子マネーの第一人者でもある先生からデジタル通貨の可能性を学びます。

こんな人にオススメ

ブロックチェーンについて知りたい人

チャプター

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先生自己紹介
02:43
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ハイパーレジャーいろはについて
07:19
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キャッシュレス決済とデジタル通貨の違い
14:13
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海外の先進事例から感じる日本への危機感
11:20
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デジタル通貨により可能となる日本の課題解決
21:27
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お知らせ/エンディング
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Q.まだ先の話とは思いますが、ブロックチェーンを前提としたデジタル通貨は、量子コンピュータの実用化とのフェーズとどのように向き合うのでしょうか?量子コンピュータによるセキュリティ確保までのタイムラグがあるようにも感じます
01:14
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Q.デジタル円は円通貨に戻せないようですが、将来的には円通貨に戻せるようになるのでしょうか
01:12
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Q.マイナンバーとの紐づけで便利さの裏返しは、全てが管理されるということ。プライバシーはなくなるのでは?基本的人権がなくなった場合、一瞬で全ての資産が凍結される心配はどうなのでしょうか?マイナンバーとの紐づけで便利さの裏返しは、全てが管理されるということ。プライバシーはなくなるのでは?基本的人権がなくなった場合、一瞬で全ての資産が凍結される心配はどうなのでしょうか?
01:24
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Q.経済大国で一番先行している中国が、デジタル通貨の基軸通貨になる未来の可能性はあるのでしょうか?
01:56
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Q.デジタル通貨の普及により、中央銀行などの通貨政策も質的変化していくのでしょうか?
00:56
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Q.地域通貨白虎やカンボジアにおいて、デジタルデバイデッド層への対策について、具体的な実施事例がありましたら教えてください。

授業紹介コメント

  • 宮沢 和正
    先生

    宮沢 和正

    ソラミツとカンボジア中央銀行はブロックチェーン技術を活用して、中国に先駆けて世界初となる中央銀行デジタル通貨を共同開発し、2020年10月末より正式運用を開始しました。ソラミツがもともと開発したブロックチェーンは、今やオープンソースの業界標準となり、日本を含む様々な国で活用されています。

    本講義では、なぜデジタル通貨の事業に着手したのか、キャッシュレス決済とデジタル通貨の違いは何か、海外の先進事例から感じる日本への危機感、デジタル通貨により可能となる日本の課題解決などを解説します。