ブロックチェーン研究者の頭のなか

ブロックチェーン研究者の頭のなか

コース概要

なぜ、技術者や研究者はブロックチェーンのこれからの未来に期待するのでしょうか。

 

ブロックチェーンが変える社会システム、私達の消費行動など、まだまだ未知数な内容が多く不明瞭な部分もあります。

そこで、本授業は、ブロックチェーンの研究者や技術者をお迎えし、これからのブロックチェーンの社会への接続や未来の当たり前を覗いてみたいと思います。

 

先進技術で変わる未来は表面上のものだけではありません。

私達の生活や行動や考え方がどう変わるのかを考えていきましょう。


■登壇講師

鈴木 淳一

(株)電通 プロデューサー /ブロックチェーン推進協会理事

電通内のR&D組織、電通イノベーションイニシアティブにて先端技術の利活用による競争優位戦略、メディアコンテンツ流通戦略などを担当するほかBCCCトレーサビリティ部会長を兼務。プラットフォームフリーかつトラストアンカーレスのトークンエコノミーが導く未来についてホワイトペーパー “Blockchain 3.0: Internet of Value - Human Technology for the Realization of a Society Where the Existence of Exceptional Value is Allowed”(IHIET)にて概念化し、近著・監修『ブロックチェーン3.0』(NTS)にて具体化を試みる。グランフロント大阪のICTコンセプトデザインを手掛け、2013年にAegis Award(LBS)最優秀賞。2016年よりブロックチェーン技術を用いたPoCを宮崎県綾町らと開始。またアウトリーチとしてCERNなどと未来の技術適用について議論する国際ワークショップ”Table Unstable”を主催。放送大学では街づくりを、東京大学ではエシカル消費を研究。

 

奥 達男

アステリア株式会社 ブロックチェーンエバンジェリスト

ブロックチェーン技術の啓蒙及び技術適用された事業モデルの創生・推進、コンサルティング、提案、POC、技術の講義、サービス構築や他社主催セミナーへの登壇などを担う。BCCC(ブロックチェーン推進協会)トークンエコノミー部会部会長、BCCC(ブロックチェーン推進協会)ブロックチェーンエバンジェリスト

 

藤井 隆嗣

シビラ株式会社 CEO

ブロックチェーン研究開発企業であるシビラ社CEO。ダボス会議で知られる世界経済フォーラムより次世代リーダーGlobalShapersに選出されたシリアルアントレプレナー。大学在学中に学内食堂の紙ナプキンメディア「ナプメディア」事業やWeb特化のリユース事業などを立上げ2桁億円を達成。その後、事業継承しシビラ社を設立。シビラでは「ビジネス」「社会貢献」「アート」と横断的にBlockchainテクノロジーのR&Dを行ってきた。現在は、国際標準規格団体W3Cなどが策定しているWeb3.0のプロトコルを活用したデジタルアイデンティティを構築するために、新たにプログラマブルなIDのプロトコルを提起したり、企業が簡単にWeb3.0対応できるIDaaS「dAuth」を開発するなど、Web3.0の最先端のR&D及びプロダクト開発を行っている。

担当の先生