10/11(Fri)
1995年生。研究テーマは「人の気持ちがわかるとはどういうことか」。東京大学国際哲学研究センターでの「Philosophy For Everyone」プロジェクトで企画・運営協力を行う。また、アーダコーダ含め様々な機関と協働し、未就学児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に、首都圏を中心に多くの場で哲学対話の実践を行う。モットーは「すべての人に哲学を」。
正解のない問いにじっくりと向き合う時間、しっかり作ってますか? 現代が抱える課題は複雑を極め、考えうる「答え」は無数に増えています。そんな現代においては、自分の意見を主張するだけでなく、他人の意見に耳を傾け、再び自分の意見をまとめる機会が重要です。 本授業では、1つのテーマに対し、「みんなで問いを立てる」、「みんなで意見を述べる」という行為を繰り返します。この一連の流れを繰り返すことで、自分と向き合い、他人と向き合い、問いと向き合う姿勢を育みましょう。 生放送でしか味わえない、大規模な対話の実現を目指します。 そして今回は、全3回の対話を予定しております。それぞれの生放送で受講生のみなさんが考えるテーマは「恋愛」「AI」「働くと幸せ」の3つです。それぞれのテーマに関して日頃悩んでいること・疑問に思っていることはありますか?講師・受講者同士で一緒に考えてみたい疑問を持ち寄ってください。 ■前回授業 『納得して働きたい僕らの哲学座談会』2017/10/7放送 「働く」をテーマに開催した前回生放送では、特に「仕事における幸せとは何か」という切り口での対話が盛り上がりました。そこで本授業・第3回は「働くと幸せ」というテーマで哲学対話を行うことになりました。 ■NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ 正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPOです。こども向けの哲学対話のワークショップやセミナーのほか、ビジネスシーンでの哲学対話による研修なども行なっています。今回授業を担当する小川先生は、「NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ」で、哲学対話を普及する活動に取り組んでいます。 ■継続開講を決定しました 2018年2月より引き続き、内容をパワーアップして開講致します。引き続き、生放送で「働くこと・生きること」について考えていきましょう。
■なぜ「対話力」が今大切なのか テクノロジーの発達により、私たちは、多様な思想/価値/背景を持った人と触れ合うようになりました。例えばTwitterでは、これまでの時代では交わることのなかったであろう人々同士が、日々意見のやりとりを行っています。いずれは言語の垣根も越え、世界中が一つのコミュニケーション共同体となる時代が来るかもしれません。そこでは、たとえ意見が真っ向から対立しているとしても対話を通して、双方の落とし所を探し続けるスタンスが欠かせません。 必ずしも分かり合えるとは限らない関係の中で、互いの意見を傾聴・尊重する対話能力を身につけましょう。 ■哲学対話とは 哲学対話は、興味のあるテーマについて自由な意見と自由な疑問が認められる、話し合いの場です。(アーダコーダ公式サイトより) そこで本生放送では、1つのテーマに対し、「みんなで問いを立てる」、「みんなで意見を述べる」という行為を繰り返します。この一連の流れを繰り返すことで、自分と向き合い、他人と向き合い、問いと向き合う姿勢を育みましょう。生放送でしか味わえない、大規模な対話の実現を目指します。 ■毎回テーマを設定します これまでSchooでは、哲学対話のテーマとして、「働く」「恋愛」「AI」「東日本大震災」をテーマとして設定してきました。本コースでも同様に、テーマを一つ設定し、それにまつわるゲストをお招きします。 ■NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ 正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPOです。こども向けの哲学対話のワークショップやセミナーのほか、ビジネスシーンでの哲学対話による研修なども行なっています。今回授業を担当する角田先生は、「NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ」で、哲学対話を普及する活動に取り組んでいます。 ■過去開講した哲学対話 『納得して働きたい僕らの哲学座談会』 『僕らの哲学座談会 -恋する・働く・AIと生きる-』