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第1回:2018年8月19日公開
60min
■なぜ「対話力」が今大切なのか
テクノロジーの発達により、私たちは、多様な思想/価値/背景を持った人と触れ合うようになりました。例えばTwitterでは、これまでの時代では交わることのなかったであろう人々同士が、日々意見のやりとりを行っています。いずれは言語の垣根も越え、世界中が一つのコミュニケーション共同体となる時代が来るかもしれません。そこでは、たとえ意見が真っ向から対立しているとしても対話を通して、双方の落とし所を探し続けるスタンスが欠かせません。
必ずしも分かり合えるとは限らない関係の中で、互いの意見を傾聴・尊重する対話能力を身につけましょう。
■哲学対話とは
哲学対話は、興味のあるテーマについて自由な意見と自由な疑問が認められる、話し合いの場です。(アーダコーダ公式サイトより)
そこで本生放送では、1つのテーマに対し、「みんなで問いを立てる」、「みんなで意見を述べる」という行為を繰り返します。この一連の流れを繰り返すことで、自分と向き合い、他人と向き合い、問いと向き合う姿勢を育みましょう。生放送でしか味わえない、大規模な対話の実現を目指します。
■毎回テーマを設定します
これまでSchooでは、哲学対話のテーマとして、「働く」「恋愛」「AI」「東日本大震災」をテーマとして設定してきました。本コースでも同様に、テーマを一つ設定し、それにまつわるゲストをお招きします。
■NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ
正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPOです。こども向けの哲学対話のワークショップやセミナーのほか、ビジネスシーンでの哲学対話による研修なども行なっています。今回授業を担当する角田先生は、「NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ」で、哲学対話を普及する活動に取り組んでいます。
■過去開講した哲学対話
『納得して働きたい僕らの哲学座談会』
『僕らの哲学座談会 -恋する・働く・AIと生きる-』
スクー放送部
スクー放送部
スクー放送部
2018年8月19日公開
60min.
第1回は、お金をテーマにした哲学対話を行います。一言にお金と言っても、私たちとお金の関わり方は多種多様です。考えても考えても悩みがつきないお金との向き合い方について哲学というアプローチから紐解いていきましょう。
登壇ゲストは、株式投資の授業「投資家に問うしかっ -完全初心者がはじめる株式投資教室-」を担当した井村先生です。
■登壇ゲスト
井村 俊哉
元・株大好き芸人
大学生の時に芸人を志し、お金と時間から自由になるため株を始める。中学の時のゲームの転売が原体験。 プロダクション人力舎でトリオを結成し、キングオブコント準決勝まで行くも伸び悩み、株で生計を立てる株芸人として活動開始。本業の1000倍稼ぐ芸人投資家として話題になり、日経新聞やダイヤモンドZAiなど金融系メディアに取り上げられる。「中居正広の身になる図書館」「ヒルナンデス!」などテレビ出演、マネーフォワードや夕刊紙での連載執筆、日経新聞社の講演や証券会社のセミナーなど幅広く活動するも2017年引退。 現在は、未上場のベンチャー投資や、芸人時代に取得した中小企業診断士として活動しつつ、自身でも起業に向け準備中。
スライド資料
2018年9月29日公開
60min.
第2回のテーマは「障害と教育」です。
普段語る機会の少ない「障害」について、哲学対話を行います。
・障害を抱える人が生きやすい、寛容な社会をいかに作るか
・障害とはそもそもどのように捉えるべきか
・やる気がないのは「甘え」なのか
今回のゲストは、株式会社LITALICO執行役員 LITALICO研究所所長の野口 晃菜さんです。
スライド資料
2018年10月27日公開
60min.
第3回のテーマは「嘘」です。
隠し事の嘘の違いは何か?
バレなければ嘘ではないのか?
どんな目的ならば、嘘をついても良いのか?
について考えます。
スライド資料
2018年11月24日公開
60min.
第3回のテーマは「恋愛」です。哲学座談会では過去に一度開講したことのあるテーマですが、今回はそのときとは趣向を変えて、「パートナーシップと人生観」を軸に進行する予定です。
登壇するのは、評論家/社会起業家でいらっしゃる勝部 元気先生です。
■ゲスト
勝部 元気
評論家/社会起業家
1983年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。民間企業の経営企画部門や経理財務部門等で部門トップを歴任した後に現職。ジェンダー論、現代社会論、各種人権問題を専門とする若手論客として、WEB媒体、雑誌、TV等で評論家活動を展開。また、働く女性の健康啓発事業を行うソーシャルベンチャー「株式会社リプロエージェント」で代表を務めている。著書『恋愛氷河期』(扶桑社)。所有する資格数は70個。オフィシャルファンクラブ「Flat Shangri-La」。
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先生
野口 晃菜
「排除のない社会を」や、「多様性を大切に」はキレイな言葉ですが、実際に実現しようとすると、様々な葛藤があります。ぜひみなさまと一緒にどうしたら実現していけるのか?を考えたいです!