10/7(Mon)

今日の生放送

こばやし しょうへい

小林 昌平

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1976年生まれ。専攻は哲学・美学。電通トランスフォーメーション・プロデュース局にて活躍する傍ら、2019年まで事業構想大学院大学の客員フェローとして事業開発人材の育成に従事。テーマは、哲学・文学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、包括的で越境的なアイデアを編み出す “ Humanities on Industry(HoI)"。2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。恋愛コミュニケーションやアイデア発想など身近なテーマを、哲学や美学、認知科学の立場から考察している。

小林 昌平

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担当のコース

この授業では、毎回一つの「悩み」を取り上げ、哲学・社会学・経済学など様々な知識や思想を元に、その解決の糸口を探ります。 授業の後半では、哲学的対話を受講生と講師が一緒になって行います。 ▼この授業で学べること ・人間の悩みに対する、哲学者の考え方 ・哲学者の言葉を、自分事にする思考プロセス   ▼こんな人にオススメ! ・哲学に関心を持つが、専門的に学んだ経験はない人 ・各授業の「悩み」に共感する人 ▼授業のゴール ディスカッションを通じて、その解決策を自分事化すること ■登壇する先生 小林昌平 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。電通トランスフォーメーション・プロデュース局にて活躍する傍ら、事業構想大学院大学の客員フェローとして事業開発人材の育成に努める。テーマは、哲学・文学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、包括的で越境的なアイデアを編み出す “ Humanities on Industry(HoI)"。2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。恋愛コミュニケーションやアイデア発想など身近なテーマを、哲学や美学、認知科学の立場から考察している。

この授業を一言で表すと... 「あなたのキャリアに関する悩みを、哲学者の言葉を元に考える対話型授業です。」   こんな悩み、あなたも一度は感じたことがありませんか? 「やりたいことなんてない、だけど今の仕事を続けて大丈夫なのだろうか」 「自分は何のために生まれ、何のためにこの仕事をやってるんだろう」 「やる気がでない、働きたくない、けれど働かなければならない」   自分と見つめ合ったり、他人と比較したりすると、ぼんやりと焦燥感を感じますよね。 そこで本授業は「キャリア」にまつわる問いを一つ設定し、それに対する哲学者の考えを紹介します。それを受けて、さらに先生と受講生がリアルタイムに対話することであなたにとっての「答え」を探しましょう。加えて、あなたの悩みもコメントしてください。先生がその場で哲学者の言葉を引用しながら、思考の糸口を提供します。   この授業で学べること ・キャリアにまつわる問いと、そこから導かれる「答え」 ・哲学者たちの考え方 ・同じ問いに対する、異なる「答え」   こんな人にオススメ ・人生の岐路に立っていて、その選択に悩んでいる人 ・哲学に関心があるが、専門的に学んだことのない人   ▼過去小林先生が登壇した授業はこちら(第3回を無料公開中です) 『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』 ▼参考図書 『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』  

この授業を一言で表すと... 「いま話題のコンテンツを分析をすることで、社会の最新動向を学ぶ生放送です。」   「なぜあのコンテンツは話題になったのか?」というお題に対し、受講生と講師とでディスカッションを重ねる中で、 ・生活者は今どんな気持ちなのか? ・社会は今どこに向かっているのか? を明らかにしていきます。   放送中に紹介する、哲学や美学といった人文科学の概念は、あなたが社会を分析する知的武器になることでしょう。   これは、あなたがヒットメーカーになるための研究室です。   この授業で学べること ・今、人や社会が抱えている“芯食ったインサイト” ・分析に必要な人文学のフレームワーク   こんな人にオススメ ・世の中に向けて新しい商品/サービスを生み出している人 ・デザイナー/エンジニア/マーケター/ライター/ディレクター   講師プロフィール 小林 昌平 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。電通トランスフォーメーション・プロデュース局にて活躍する傍ら、事業構想大学院大学の客員フェローとして事業開発人材の育成に努める。テーマは、哲学・文学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、包括的で越境的なアイデアを編み出す “ Humanities on Industry(HoI)"。2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。恋愛コミュニケーションやアイデア発想など身近なテーマを、哲学や美学、認知科学の立場から考察している。

この授業を一言で表すと... 「今この不可逆な社会変化を捉え、新事業創造・DXを推進するための具体的な手法・事例を学ぶ授業」   日本国内でも重要性が認知され始めたデジタルトランスフォーメーション(DX)ですが、今般のコロナウイルス感染拡大をきっかけとして、そのスピードは一層加速し、もはやだれにとっても他人事ではない不可逆な変化となっています。そこで本授業では、複雑な未来を見立てる電通独自の手法「電通未来曼荼羅」をはじめとして新事業を構想し具体的なビジネスに落とし込むプロセスを学びます。今回大幅に改訂中の「電通未来曼荼羅2020」の新しいトピックも盛り込みながらお伝えする予定です。   ▷「電通未来曼荼羅2020」とは 数年後~10年後の近未来に起こることが予想され、かつ顧客企業に大きなインパクトをもたらすことが見込まれる60の「未来トレンド」を、「人口・世帯」「社会・経済」「科学・技術」「まち・自然」の4つのカテゴリーに分類してまとめたレポートです。 この「未来曼荼羅」による未来予測を起点として、デジタルトランスフォーメーション(DX)を手段とした企業の新事業・サービスアイデアの創造、ビジネス検証、さらにはクイックなプロトタイピングまで一気に進められるプログラムは様々な業界の企業で実践されています。 本講義ではさらに、人類の危機を乗り越えた哲学・認知科学など人間科学の知見やインサイトも加味しながら、アート思考とデジタル思考・エンジニアリング思考が融合するような広義のDXを構想する一助になればと思っています。   ▼この半年の主な実績 ・東京/食品 ・東京/家電メーカー ・東京/飲料 ・中部/モビリティ(自動車) ・関西/電鉄系ディベロッパー 本放送では具体的な事例をご紹介しながら、本プログラムがどのように進んでいくかご紹介します。     ▷この授業で学べること ・電通未来曼荼羅2020概要 ・「未来の見立て」のつくり方 ・事業・サービスアイデアのつくり方、しぼり方 ・アイデア具体化の手法 ・経営層巻き込む推進の方法 ・具現化/プロトタイピングのノウハウ・検証方法 ・費用感やスケジュール感   ▷こんな人にオススメ! ・新規事業/デジタルトランスフォーメーション担当者・今この世の中 ・人々・人類をめぐる大きなパラダイムシフトと社会変化を捉え、これから求められる価値を見出したい人   ▷登壇する先生 加形拓也 電通デジタル/サービスイノベーション事業部 事業部長 電通入社後、人事局を経て、マーケティングセクションへ。国内外の事業、商品開発、マーケティングプロジェクトを担当。電通デジタルへの出向後は、未来のまち、ライフスタイル、テクノロジー起点の立体的な事業、サービス開発をサポートするサービスデザインチームを率いる。サービスデザインとまちづくりが融合する時代を見据え、複数の自治体顧問や東大工学部でのまちづくり研究にも携わっている。   小林昌平 電通トランスフォーメーション・プロデュース局 エヴァンジェリスト 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。 電通トランスフォーメーション・プロデュース局にてエヴァンジェリストとして活躍する傍ら、スクーでも2019年から始まったシリーズの哲学講義(https://schoo.jp/class/5853)が好評。 テーマは哲学・認知科学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、電通デジタルとも協業してデジタルトランスフォーメーションを見据えた複眼的で包括的な事業変革を実行する“DX with Humanities"。 2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として中国韓国台湾3か国で翻訳されるなど各界称賛のロングセラーに。ビジネス発想や恋愛コミュニケーションなど、身近なテーマを哲学や美学、認知科学の立場から考察している。  

この授業では、日常の中で当たり前となっている様々な”概念”をテーマに、一度その常識的な前提から離れて俯瞰し、哲学的に考え直す事を試みます。 本当にそうだろうか? そもそもそれは誰が言い出したんだっけ? もっと”正しい”定義があるのではないだろうか? 誰もいない夜の公園で遊ぶように、哲学など様々な学問の視点を通して考え直してみる事を通して、日常が違って見えるきっかけとなる発見が得られるかもしれません。 Schooの大人気シリーズ『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』でおなじみの小林昌平先生と共に、思索をめぐらせます。   ■講師:小林昌平 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。電通トランスフォーメーション・プロデュース局にて活躍する傍ら、事業構想大学院大学の客員フェローとして事業開発人材の育成に努める。テーマは、哲学・文学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、包括的で越境的なアイデアを編み出す “ Humanities on Industry(HoI)"。2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。恋愛コミュニケーションやアイデア発想など身近なテーマを、哲学や美学、認知科学の立場から考察している。

この授業では、毎回一つの「ビジネスの悩み」を取り上げ、哲学・社会学・経済学など様々な人文科学の知識を元に、その解決の糸口を探ります。この授業では全体を通して、受講生と講師が一緒になって哲学的対話を行います。 人生における様々な普遍的な悩みを扱った『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』シリーズを、ビジネス版にリニューアルしてお届けします。 ▼こんな人にオススメ! ・哲学に関心を持つが、専門的に学んだ経験はない人 ・ビジネスにおける悩みを普段とは違う角度で眺めてみたい人 ■登壇する先生 小林昌平 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。電通トランスフォーメーション・プロデュース局にて活躍する傍ら、事業構想大学院大学の客員フェローとして事業開発人材の育成に努める。テーマは、哲学・文学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、包括的で越境的なアイデアを編み出す “ Humanities on Industry(HoI)"。2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。恋愛コミュニケーションやアイデア発想など身近なテーマを、哲学や美学、認知科学の立場から考察している。   ▼参考図書 その悩み、哲学者がすでに答えを出しています   小林 昌平

担当の授業一覧 全42授業

「他人との壁打ち無しでも一人で考えられるようになりたい」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。【ビジネス編】

第2回 「他人との壁打ち無しでも一人で考えられるようになりたい」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。【ビジネス編】(60分)

2021年8月21日放送

「誰かに話しながらだと上手く考えがまとまるのに、一人だとどうもな…」 「一人だと考え事のとっかかりが掴みづらいよな…」 何か仕事における問題について考え事をする際、このような“無いものねだり”が頭をよぎることがあります。 「壁打ち」という言葉があるとおり、誰かに自分のアイデアを散発的にでも発して相手からの反応を得る事で、自身のアイデアに対する高い客観性を得たり、違う角度の見え方に気付いたり、全く新たなアイデアの創出につながったりすることがあります。 しかし、当然ながら壁打ちをする相手がいつも側にいるとは限りません。むしろリモート時代においては、更にその相手を見つけるのが困難になっていくことも想像されます。 一人で考え事をする際に、それを「誰かに壁打ちをしているかの如く」行うことはできるのでしょうか? 今回は、「一人での考え事」の究極のプロフェッショナルともいえる哲学者たちの思考を頼りに、その可能性を探ります。 ▼参考図書 その悩み、哲学者がすでに答えを出しています   小林 昌平

危機からみえる不可逆変化をとらえたDX/新事業創造 -電通未来曼荼羅2020 beyond COVID-19-

第1回 危機からみえる不可逆変化をとらえたDX/新事業創造 -電通未来曼荼羅2020 beyond COVID-19-(90分)

2020年4月24日放送

この授業を一言で表すと... 「今この不可逆な社会変化を捉え、新事業創造・DXを推進するための具体的な手法・事例を学ぶ授業」   日本国内でも重要性が認知され始めたデジタルトランスフォーメーション(DX)ですが、今般のコロナウイルス感染拡大をきっかけとして、そのスピードは一層加速し、もはやだれにとっても他人事ではない不可逆な変化となっています。そこで本授業では、複雑な未来を見立てる電通独自の手法「電通未来曼荼羅」をはじめとして新事業を構想し具体的なビジネスに落とし込むプロセスを学びます。今回大幅に改訂中の「電通未来曼荼羅2020」の新しいトピックも盛り込みながらお伝えする予定です。   ▷「電通未来曼荼羅2020」とは 数年後~10年後の近未来に起こることが予想され、かつ顧客企業に大きなインパクトをもたらすことが見込まれる60の「未来トレンド」を、「人口・世帯」「社会・経済」「科学・技術」「まち・自然」の4つのカテゴリーに分類してまとめたレポートです。 この「未来曼荼羅」による未来予測を起点として、デジタルトランスフォーメーション(DX)を手段とした企業の新事業・サービスアイデアの創造、ビジネス検証、さらにはクイックなプロトタイピングまで一気に進められるプログラムは様々な業界の企業で実践されています。 本講義ではさらに、人類の危機を乗り越えた哲学・認知科学など人間科学の知見やインサイトも加味しながら、アート思考とデジタル思考・エンジニアリング思考が融合するような広義のDXを構想する一助になればと思っています。   ▼この半年の主な実績 ・東京/食品 ・東京/家電メーカー ・東京/飲料 ・中部/モビリティ(自動車) ・関西/電鉄系ディベロッパー 本放送では具体的な事例をご紹介しながら、本プログラムがどのように進んでいくかご紹介します。     ▷この授業で学べること ・電通未来曼荼羅2020概要 ・「未来の見立て」のつくり方 ・事業・サービスアイデアのつくり方、しぼり方 ・アイデア具体化の手法 ・経営層巻き込む推進の方法 ・具現化/プロトタイピングのノウハウ・検証方法 ・費用感やスケジュール感   ▷こんな人にオススメ! ・新規事業/デジタルトランスフォーメーション担当者・今この世の中 ・人々・人類をめぐる大きなパラダイムシフトと社会変化を捉え、これから求められる価値を見出したい人   ▷登壇する先生 加形拓也 電通デジタル/サービスイノベーション事業部 事業部長 電通入社後、人事局を経て、マーケティングセクションへ。国内外の事業、商品開発、マーケティングプロジェクトを担当。電通デジタルへの出向後は、未来のまち、ライフスタイル、テクノロジー起点の立体的な事業、サービス開発をサポートするサービスデザインチームを率いる。サービスデザインとまちづくりが融合する時代を見据え、複数の自治体顧問や東大工学部でのまちづくり研究にも携わっている。   小林昌平 電通トランスフォーメーション・プロデュース局 エヴァンジェリスト 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。 電通トランスフォーメーション・プロデュース局にてエヴァンジェリストとして活躍する傍ら、スクーでも2019年から始まったシリーズの哲学講義(https://schoo.jp/class/5853)が好評。 テーマは哲学・認知科学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、電通デジタルとも協業してデジタルトランスフォーメーションを見据えた複眼的で包括的な事業変革を実行する“DX with Humanities"。 2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として中国韓国台湾3か国で翻訳されるなど各界称賛のロングセラーに。ビジネス発想や恋愛コミュニケーションなど、身近なテーマを哲学や美学、認知科学の立場から考察している。

「孤独が怖くて苦痛な人間関係を我慢している」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。

第10回 「孤独が怖くて苦痛な人間関係を我慢している」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。(60分)

2020年4月11日放送

※3/29の放送が休講となりましたので、3/29に放送予定だった内容を繰り下げてお送りいたします。   今回は「孤独が怖くて苦痛な人間関係を我慢している」という悩みを取り上げます。   時々、世間との隔たりを感じ、自分の存在が誰からも認められていないような気持ちになる。「孤独が耐えられない」それなのに、逃れようとコミュニティの中にいると、あれこれと思い悩んで疲れてしまう。   このような悩みに対して、ドイツの哲学者であるショーペンハウアーの「幸福について」を援用して 紐解いていきます。   【本授業の中で言及された書籍リスト】 偶然のチカラ (集英社新書 412C) 著者:植島 啓司  ピクサー流 創造するちから――小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法 エイミー・ワラス エド・キャットムル (著), 石原 薫 (翻訳) 若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫) リルケ (著), 高安 国世 (翻訳) 異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養 エリン・メイヤー (著), 田岡恵 (監修), 樋口武志 (翻訳) 意志と表象としての世界〈1〉 (中公クラシックス) ショーペンハウアー (著), Arthur Schopenhauer (原著), 西尾 幹二 (翻訳)   ▼参考図書 その悩み、哲学者がすでに答えを出しています   小林 昌平 幸福について―人生論 (新潮文庫) ショーペンハウアー

「自分は何者にもなれないのでは」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。

第6回 「自分は何者にもなれないのでは」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。(60分)

2020年2月12日放送

今回は「自分は何者にもなれないのでは」という悩みを取り上げます。   これまで「ただの人ではない何者か」になれると思って生きてきたけれど、歳を重ねてきた今、この先何かすごい自分になれるのか、このまま何者にもなれないのかもしれないという不安。 この悩みに対し、先人たちはどう考えたのか?哲学的なアプローチで切り込みます。 ヒントとして、思想史家 丸山真男の「であること」と「すること」という理論と、ハンガリー出身の心理学者 ミハル・チクセントミハイが説いた「フロー体験」をはじめ、アリストテレスから塩野七生まで古今東西の知識人の考えを援用しながら解説します。 「複業」が叫ばれる時代、ますますキャリアに悩める現代人に是非お聞きいただきたい講義です。 ※丸山真男とは...日本社会に根深く染み込む思想を鋭く浮き彫りにして見せた元東大法学部教授で思想史家。 ※フロー体験とは...ゾーンや無我の境地とも呼ばれる、目の前の行動に集中している状態のこと。詳しくは授業内で解説します。   ▼参考図書 その悩み、哲学者がすでに答えを出しています   小林 昌平 日本の思想 (岩波新書)   丸山 真男 フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)   M. チクセントミハイ 成りあがり―矢沢永吉激論集 (角川文庫 緑 483-1)   矢沢 永吉  

AirPods Proが欠品状態で3ヶ月入荷待ちな理由、哲学者がすでに答えを出しています

第5回 AirPods Proが欠品状態で3ヶ月入荷待ちな理由、哲学者がすでに答えを出しています(60分)

2020年1月15日放送

この授業を一言で表すと... 「いま話題のコンテンツを分析をすることで、社会の最新動向を学ぶ生放送です。」   今回は、2019年10月30日にApple社より発売されたワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を扱います。ノイズキャンセリング機能の他、外部音声取り込みなど期待を上回る高い機能が評価を受けており、3万円ほどの販売価格にも関わらず各販売店において在庫切れ状態が続いています。(※2020年1月現在)なぜこれほどまで注目を集めているのかを、Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏も影響を受けたといわれる「禅」の視点で考察していきます。   講師プロフィール 小林 昌平 1976年生まれ。専攻は哲学・美学。電通トランスフォーメーション・プロデュース局にて活躍する傍ら、事業構想大学院大学の客員フェローとして事業開発人材の育成に努める。テーマは、哲学・文学など人文科学の知見と戦略思考を統合し、包括的で越境的なアイデアを編み出す “ Humanities on Industry(HoI)"。2018年に出版した著書「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、わかりやすく深い哲学入門書として各界称賛のロングセラーに。恋愛コミュニケーションやアイデア発想など身近なテーマを、哲学や美学、認知科学の立場から考察している。