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その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

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授業の概要

今回は「”いい人”であることに疲れている」という悩みを取り上げます。

誰かに嫌な思いをさせたくない、傷つけたくない、元気づけてあげたい。そんな思いから、「いい人を演じ続けること」が常態化し、その仮面を付け続けることに疲れてしまってはいないでしょうか?
また、新型コロナウィルスの影響によりオンラインでのコミュニケーションが盛んとなった現在、他人との関係性が固定化し、”いい人の仮面”が一層脱ぎづらい状況になっているようにも見えます。

この悩みに対し、2020年2月に『「自分は何者にもなれないのでは」その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。』回でも扱った「であること」と「すること」という丸山真男の理論を再び援用し、考察します。

 

▼参考図書

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています   小林 昌平  

日本の思想 (岩波新書)   丸山 真男