この授業は、中学・高校で習う史実から、現代にも活きる組織論・戦術論を学ぶ歴史の授業です。今回、2回にわたって取り上げるのは、明治日本が体験した日露戦争です。
日露戦争は、その名の通り、明治日本と、帝政ロシアがアジア圏の覇権をかけて衝突した戦争です。当初、欧米諸国からは、アリと象の戦いといわれた日露戦争。
しかし、その勝敗を決した「日本海海戦」では、各国が日本の惨敗を予想しながらも日本艦隊の損害は極めて少なく、ロシア艦隊を撃沈。この原因に「神風」など全く存在せず、今持つ資源でいかに勝利するかを緻密に計算された戦術が存在しました。
第1回目「明治維新から日露戦争まで」を学ぶ
第一回の授業では、「明治維新から日露戦争まで」を学びます。
明治維新後、極東アジアの勢力図を学びながら、「何故日本はロシアと戦争する事になったのか」を押さえておきましょう。
第2回目「日露戦争に日本がいかに勝利したか」
第二回の授業では、「日露戦争に日本がいかに勝利したか」を学びます。そして、日露戦争において、日本勝利の決定打ともなった日本海海戦を中心に、「どのような戦術がとられたのか」を学びます。
中学生・高校生のときは、「日露戦争」という言葉と史実をテストのために覚えるだけだったかもしれませんが、今回の授業は「ビジネスマン・社会人向け」ということで、かなり濃い目に授業を進めますので、一緒に楽しく学んでいきましょう!