Web制作に欠かせないjQueryの基本を、スマホUIにおけるインタラクションの実装を通じて学んでいきます。4限目は、クリックすると畳まれている内容が表示される、アコーディオンのようなUIをjQueryのコードを書いて実装していきます。
■ jQueryとは
皆さんは、Webサイトの画像がスライドしたり、ページがスムーズにスクロールしたり、画像をクリックしたらライトボックの中に画像が美しく表示されるのをご覧になったことがあると思います。そのようなサイトのインタラクションを実装するためのものとしてjQueryは人気を誇ってきました。
jQueryはJavaScriptのライブラリです。JavaScriptにはブラウザによって動作が異なるという弱点がありましたが、jQueryを使う事によって、IE6等のレガシーブラウザから最新のブラウザまで、ブラウザの違いを気にせずにインタラクションが実装できるようになりました。
■ 事前準備
公式サイトからjQueryをダウンロードしておいてください。
https://code.jquery.com/
【ダウンロード方法】
リンク先の『jQuery 1.x』下にあるminifiedを右クリックしてファイル保存します。
または左クリックをして表示されるscriptタグをHTMLに貼り付けてお使いください。
jQuery 2.x以降はIE6〜8に対応していません。
この授業ではテキストエディタとブラウザを使用します。お手持ちのエディタ、ブラウザで構いませんが、授業では下記を用います。
テキストエディタ
Atom https://atom.io/
Webブラウザ
Google chrome https://www.google.co.jp/chrome/browser/desktop/index.html