5/25(Wed)
第1回:2021年11月5日公開
15min
本授業では ”会計” というレンズを通して、企業の価値や社会の動向といったマクロな視点を俯瞰するために必要な用語と考え方を学ぶ財務会計の中級者向け授業です。
なかなか聞きなれない会計用語や、会計的な思考法を学ぶだけではなく、
自身が所属している企業の価値や、日本や世界の社会的な動きについて考えるきっかけにしていただけると幸いです。
※ 財務3表の基礎から学びたいという方はこちらの授業をご視聴ください。
『ビジネス数字の基礎』
【こんな人におすすめ】
◯ 財務3表の基礎を学習済みのビジネスパーソン
◯ 事業目標や経営視点を得る第一歩として企業の価値について俯瞰できるようになりたいマネージャー
【授業のゴール】
◯ 会計を通して企業や社会といったマクロに物事を考えることができる
(それにより自社の経営戦略や事業目標と社会の動向を結びつけて考えることができる)
【どんな授業なのか?】
会計を通して企業価値と社会の動向を俯瞰できるようになるために3つのステップで学習していただきます。
STEP1:基礎的な会計事項の確認 (1話目)
財務3表について簡単に復習します
STEP2:会社の価値指標を知る (2, 3話目)
のれん・時価総額 / PBR・ROEという4つの用語を通じて企業価値の指標について学習します
STEP3:会計を通じて企業価値と社会の動向について学ぶ
企業の価値指標を踏まえ「ESG投資」をキーワードに社会の動向について考えます
■ ご登壇いただく講師
近藤 哲朗 (こんどう てつろう) さん
1987年東京生まれ。株式会社そろそろ代表取締役社長。ビジュアルシンクタンク「図解総研」代表理事。 東京理科大学工学部建築学科卒。千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻修士課程修了。面白法人カヤックでディレクターを務め、Webサービスやアプリ開発の設計・構築に携わる。2014年、株式会社そろそろ創業。社会の課題をクリエイティブで解決するべくNPOやソーシャルビジネスの支援を行う中で、「どれだけ社会にいいことでも経済合理性がなければ活動が継続しづらいもどかしさ」を痛感し、グロービス経営大学院大学経営研究科経営専攻(MBA)に2年通学。ビジネスの構造のおもしろさに気づき、ビジネスモデルや会計の仕組みを図解し始める。 2018年、海外のスタートアップから大企業までのビジネスモデルを図解した『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)が9万部のベストセラーとなり、「ビジネスモデル図解」で2019年度GOOD DESIGN AWARD受賞。2020年、「共通言語の発明」をコンセプトに「図解総研」を設立。大手企業・研究機関・行政との共同研究を通して、環境問題や政策、共創の図解に取り組む。共著に『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』(スマート新書)がある。
2021年11月5日公開
15min.
企業価値を測る指標を知るためには財務3表の理解は欠かせません。そこで、本授業では、財務3表 (PL / BS / CF) の簡単な復習を含めた会計の基礎的事項の確認を行います。
学習内容:「会計とは何か?」「企業のお金の流れに対して財務3表がどのように結びついているのか? 」
お金の流れに沿いながら会計とはどのようなものなのかについて考えていきましょう。
スライド資料
2021年11月5日公開
20min.
本授業では、企業の価値指標として4つのキーワード「時価総額 / のれん / PBR / ROE」のうちの前半2つについて解説していきます。
学習内容:「時価総額とは何か?」「TESLAがTOYOTAの時価総額を超えた事例」「のれんとは何か?」
目には見えない企業の価値 (ブランドや戦略など) をどのように会計では表現していくのか?について考えていきましょう。
スライド資料
2021年11月5日公開
25min.
本授業では、企業の価値指標として4つのキーワード「時価総額 / のれん / PBR / ROE」のうちの後半2つについて解説していきます。
学習内容:「PBRとは何か?」「PBRをあげるためには?」「ROEとは何か?」「ソフトバンクがROEが高い理由」
会計を通して社会の動向を知るために、4つの企業の価値指標がどのような関係にあるのかを考えていきましょう。
スライド資料
2021年11月5日公開
30min.
本コース最後の本授業では、会計というレンズを通して社会の動向について考えていきます。これまでの授業で学習した、企業の価値指標を踏まえて社会の動向の俯瞰の仕方について学んでいきましょう。
また、補足として近年話題となっている会計にまつわる時事ネタをご紹介いたします。
学習内容:「ESG投資とは?」「環境や社会性を意識した経営」「インパクト加重会計」「東証市場再編」
スライド資料