この授業では、「プレイヤー」と「マネジャー」の役割の違いについて学びます。
プレイヤーとして成果を出していると、会社から声がかかり、マネジャーへの昇格を打診されることがあります。
そして、初めてのマネジャーとしてのポジションでは、単にマネジメントをするだけでなく、「プレイングマネジャー」としての働き方が求められます。
しかし、プレイヤー時代の習慣が抜けきらず、“部下に任せるより自分でやった方が早い”と考えてしまい、実際にはプレイヤーの仕事にマネジメント業務が上乗せされてしまっている、というケースも少なくありません。
その結果、業務負荷ばかりが増え、プレイヤーとしての成果も出せず、チームの雰囲気も悪くなる…という“空回り”の状態に陥ってしまうことがあります。
そこで今回は、組織開発・人材開発に詳しい株式会社NEWONEの葛西健一郎さんに、プレイヤーとマネジャーの役割の違いについて教えてもらいます。
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■講師紹介

株式会社NEWONE
取締役
葛西 健一郎 氏
大学卒業後、大手印刷会社にて営業としてキャリアをスタート。全国トップセールスを5年間継続。最年少でマネジャー職に昇格。2008年、株式会社シェイクへ入社。営業マネージャー、ファシリテーターとして、組織開発、人材育成、経営コンサルティングに従事。多様な業界の企業に対し、組織課題の解決と成長戦略の実現を支援。2018年、「エンゲージメント向上による組織変革」を掲げ、株式会社NEWONEを設立。大手企業を中心に、年間200社以上の組織変革プロジェクトや研修を推進。研修事業を基盤に、コンサルティング事業を拡大。ファシリテーターとしてもコンサルタントとしても、多くの企業の管理職と密に連携し、組織変革を成功に導くことを評価いただいている。現在IPOに向け、組織拡大と事業成長を牽引。HRカンファレンス2022年春、満足度上位講演に選出されている。