10万年後の未来のためにデザイン/テクノロジーは何が出来るか?

10万年後の未来のためにデザイン/テクノロジーは何が出来るか?

コース概要

フィンランドにある「オンカロ」と呼ばれる放射性廃棄物の処分場に埋められる廃棄物は、生物にとって安全なレベルに達するまで10万年掛かると言われている。 


しかし、日本に住む私たちにとってそれは他人事ではない。福島第一原発がある。
けして忘れてはいけない。絶えず、伝え続けなければならない。
 
忘れてはいけないことと言えばもう一つ。戦争だ。もう数十年もすれば、日本から、戦争の体験を持つ人はいなくなってしまう。しかし敗戦の歴史、世界で唯一原子爆弾を投下された現実、これは消えることのない事実であり、今の日本はその上に成り立っている。
 
これからを生きるぼくたちは、何を考え、何を成すのか。
今ぼくたちは、どこにいるのか。どこへ向かっているのか。

 
急速に進化し続けるテクノロジーと、急速にゴミとなっていく数年前のテクノロジー。
 
ぼくらはテクノロジーの力で何ができるか。
テクノロジーにおける「魂」の役割とは。
 
記憶をつくるのは、人か、技術か。
テクノロジーに、未来はつくれるか。
 
「ヒロシマ・アーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」「Nagasaki Archive」など、様々なプロジェクトを通して”記憶のコミュニティ”を作っている首都大学東京 渡邉英徳と、自らを”記憶の郵便屋”と称し、起業家の教育活動を通して知識や知恵の伝達活動を行うBEENOS山本郁也による、未来のための対談。

 

この授業で学べること

仕事に対する姿勢・考え方
 
Web業界に身を置く私たちとして、どのような姿勢で仕事に取り組んで行けば良いのか。
Webデザイナーの社会的意義・誇り。