10/14(Mon)
エンパブリック代表取締役、ソーシャル・プロジェクト・プロデューサー 東京大学大学院薬学系修士課程修了。シンクタンク、NPO法人ETIC.を経て、2008年株式会社エンパブリックを創業。「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域・企業・行政など多様な主体の協働による社会課題解決型事業、サステナビリティ・ビジネスの企画・立ち上げ・担い手育成・実行支援に多数携わる。近著に「SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ ~ 持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方」。慶應義塾大学総合政策学部、立教大学経営学部などの非常勤講師も務める。https://empublic.jp
現代社会では多くの問題が複雑に絡み合い、一筋縄では解決できない社会課題が多く存在します。 子どもの貧困や高齢者の孤独死、気候変動や国際紛争など、現代の問題は「何が悪いのか」「何が原因なのか」を一つに定められず、曖昧なものが多いのです。 そのような問題を解決するために生まれた考え方が「コレクティブ・インパクト」です。 「コレクティブ・インパクト」とは、異なるセクターから集まった重要なプレイヤーたちが、特定の社会課題の解決のために共通のアジェンダを持ちアプローチする手法です。 最大の特徴は課題解決に向けて、個別の活動をそれぞれ追求するわけではなく、あるいは全員が同じ集団的な行動をとるのでもなく、お互いの違いを活かしながら、共通の目標に向かって集合的なインパクトを生み出す「協働」のあり方だということです。 「コレクティブ・インパクト」に必要な要素は以下の5つです。 1. 課題設定の共有 2. 共有された目標 3. 互いに強化し合う進め方 4. 継続的なコミュニケーション 5. 活動をサポートするバックボーン組織 今回の授業を通して、私たちが力を持ち寄り未来を拓く「コレクティブ・インパクト」の考え方を学びます。
この授業では、チームワークの向上を図る各アプローチ方法ついて学びます。 変化の激しい今、多様な価値観が社会にあふれ、企業活動においても各社員のさまざまな価値観を尊重して動いていくようになりました。 また、コロナ禍となり、急速に働き方も変化し、コミュニケーションのあり方もガラッと変わりました。 そうした中で、円滑にビジネスを進めていくために”チームワーク”が、より重要になってきているかと思います。 そこで、チームワークを図るためのさまざまなアプローチ方法をピックアップし、オムニバス形式で各アプローチ方法について、それぞれの先生たちから教えてもらいます。 本コースは全4回を予定しております。 <各テーマ> 第1回:心理的安全性 第2回:モチベーション 第3回:組織内での協働 第4回:インターナルコミュニケーション ▼ターゲット ・チームを率いるリーダーポジションの人 ・マネジメントを学びたいビジネスパーソン ・組織開発などに興味がある人 ▼学習ゴール ・ チームワークを向上させるための要因を知り、自分自身の立場で実践ができる
健康、環境、地域振興、教育、子育て、 組織活性化、職場の離職率、近所の揉め事など、私たちの身の回りには、数えきれないほど多くの複雑な問題が存在します。 「解決したいけど、なかなか1人では太刀打ちできない......」 「どうせ1人では解決できない、自分には関係ない......」 そんなモヤモヤを解消するのが、「ソーシャルビジネス」の考え方です。 このコースでは、多様な視点・立場・専門の人が協力して問題解決に取り組む上での思考法を学びます。 これを機に、まずは身近な問題から考え始め、他者と協働する上でのヒントを探してみましょう。 【受講対象者】 ・身の回りの「複雑な問題」の解決方法が気になる方。 ・実現したいことがあっても「自分の力では難しい」と尻込みしがちな方。 ・周囲を巻き込む行動を遠慮しがちな方。 【ゴール】 1人では解決できない課題も、他者を巻き込んで解決に向かうことができるという思考の転換ができた状態。