3/29(Fri)

今日の生放送

<以下書き起こし全文>
【質問】
例えば、ゴール(客先仕様・上司の指示)などがしょっちゅう変わる場合、どのように対応したらいいでしょうか。

【回答】
例えばですねお客さんの仕様がよく変わりますとかもしくは上司の要求が変わりますということなのですが、
お客さんは我々、提供する側、実行者がどんな風に仕事をするかというのは知らないですよね。
例えば、ソフトウエアを作る時、お客さんから依頼された際、ソフトウエアを開発する人はどんな風にソフトウエアを開発するのかわかってますよね。
なのでいつどんな風に要求の変更があれば困るのかっていうのは作りては知っているわけです。

でもどんな風に作られるのかどんなプロセスで作るのかというのはお客さんは知らないわけですよね。
ということは、どんな要求の変更を掛ければどんな影響があるのかも分からないわけです。ということはお客さんは要求の変更をする時に、プロセスを共有されてない状況だと、要求の変更を投げかけてみる、ということしかできないんですよね
つまり投げかけてみてどんな反応があるのかというのを試してみるしかないんです。
それはなぜかというと、作り手の側、提供者側がプロセスを共有していないからなんですね。
なのでプロセスを共有していないからそれでしかお客さんも方法を持っていないということなんです。

なのでお客さんが悪いというわけではなくて自分達がプロセスを共有していない、いうところに問題があることが多いということなんですね。
なのでまずプロセスを見える化してそれをこんな風に進めますと共有してあげることで、じゃここで変更がかかればここまで波及して問題が大きくなっていくよね、という形で見える化できるわけです。

そういう形で対応してあげるとお客さんも自分の言ったことがどんな影響があるのかが理解できるわけなので、当然要求も減ってくるし、もっと前で要求してくれるようになるということなんですね。

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