マンガ・アニメ・ゲームなどのコンテンツはデジタルによって「ライブコンテンツ化」し、いまや世界を舞台に巨大な経済圏を構築しています。
とりわけ2010年代以降、静的な「パッケージ」として一方向的に供給するモデルではなく、動的な「サービス」として双方向モデルへとシフトしたコンテンツ産業がさらなる成長を遂げています。そのキーワードである「2.5次元コミュニティの価値体験」とは一体なんなのか?
本授業では、『オタク経済圏創世記』の著書であるエンタメ社会学者/ブシロード執行役員の中山淳雄さんが登壇。「2021年はこうなる」という未来予測の結論だけでなく、コンテンツビジネスを取り巻く現状やヒットパターンを読み解く理論についても学びます。
■講師

中山 淳雄
ブシロード執行役員&エンタメ社会学者
ブシロード執行役員&早稲田ビジネススクール講師&エンタメ社会学者。ブシロードでアプリゲーム、トレーディングカード、アニメ、新日本プロレスなど日本コンテンツの海外展開を担当。リクルートスタッフィング、DeNA、Deloitteを経て、バンダイナムコスタジオでカナダ/シンガポール/マレーシアで会社・事業立ち上げ。シンガポールでブシロードインターナショナル社長に就任、19年4月より帰国して現職。著書に『オタク経済圏創世記』『ソーシャルゲームだけがなぜ儲かるのか』『ヒットの法則が変わった』など。
