AIをはじめとする先端技術は各産業にどのような影響を与え、ビジネスのあり方をどのように変えるのか。技術革新によってもたらされる第四次産業革命は、社会のあらゆる領域をアップデートしようとしています。
そんななか「AIやロボットなどが発達すると、2050年くらいには今ある多くの労働が自動化されている」と大胆な予測をするのが、気鋭の経済学者である井上智洋さんです。AIと経済学の関係を研究するパイオニアとして、いま最も注目を浴びている若手経済学者の一人です。
本授業では井上さんが出演し、経済の観点から2021年以降の近未来を大予測。国際社会の動向から日本国内の現状までを解説し、AIと経済の未来を考えます。
■講師
井上 智洋
駒澤大学 経済学部 准教授
駒澤大学経済学部准教授、早稲田大学非常勤講師、慶應義塾大学SFC研究所上席研究員。博士(経済学)。2011年に早稲田大学大学院経済学研究科で博士号を取得。早稲田大学政治経済学部助教、駒澤大学経済学部講師を経て、2017年より同大学准教授。専門はマクロ経済学。最近は人工知能が経済に与える影響について論じることが多い。著書に『新しいJavaの教科書』『人工知能と経済の未来』『ヘリコプターマネー』『人工超知能』『AI時代の新・ベーシックインカム論』『純粋機械化経済』『MMT』などがある。