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医師不足を解決するリモート医療の未来

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授業の概要

この授業では、コロナ禍を経て、日本でも動き出したテクノロジーを活用したリモート医療について学びます。

 

今、日本には都市と地方で医師不足からなる医療アクセスの格差問題があります。特に、離島や豪雪地域などそもそもの交通アクセスに課題を抱えている地域は顕著です。そうした課題を抱えていた地域のひとつでもあった香川県のベンチャー企業(メロディ・インターナショナル)から生まれたのが、モバイル型の分娩監視装置「iCTG」です。

 

ただ、日本ではさまざまな規制の高い壁によって、なかなかテクノロジーを活用したリモート医療の普及が難しかったのが現状です。

 

一方で、海外では日本と同じような課題を抱えている国・地域も多いのですが、日本以上にテクノロジーの活用に積極的です。実際、「iCTG」はブータン王国の王妃も使用された製品で、同国ではすでに全国普及が進められています。

 

コロナ禍で、日本もリモート医療の必要に迫られ、医療分野におけるテクノロジー活用が動きだしました。今回は、メロディ・インターナショナルの事業を通じて日本のリモート医療のこれからを考えていきましょう。

こんな人にオススメ

リモート医療に興味のある人

授業紹介コメント

  • 尾形 優子
    先生

    尾形 優子

    「フェムテック」と聞くと、捉えどころのない難しい講義のように思うかも知れません。本講義は、女性が住んでいる国や地域、社会的環境にかかわらず、安心して妊娠・出産というライフイベントに望める社会を、テクノロジーで実現するための取り組みに関する、私の体験談のようなものです。ぜひ気軽に聴講ください。