組織のDX・イノベーションを推し進められる人材要件がわかったところで、この授業ではその人材に指示を出したり、業務を任せたりする側、つまり管理職に必要なことを学びます。
スポーツの世界には選手と監督が存在します。そして、試合に勝つためには、この両者の存在が大事であることは皆さんもイメージがつくと思います。特に、団体競技においては実力のある選手がそろっていても、彼・彼女らを指揮する監督が実力不足では良い結果は導き出せません。
これはビジネスの世界にも通じるものがあり、特に企業組織でのDX・イノベーションにおいては共通点が多いです。前回の授業から企業組織においてDX・イノベーションを推し進められる人材(勇者)をアサインでき、いざ動き出そうとしても、管理職の判断や意思決定によっては実力を発揮できずに徒労に終わることもあり得ます。
そこで、企業組織のDX・イノベーションを図るには、現場だけでなく管理職へのインプットが必要だということを勇者物語になぞらえてわかりやすく学んでいきます。