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文学が生まれ変わるとき

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第4回

プルーストとヴァージニア・ウルフ

2016年2月23日 60min
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授業の概要

このコースでは、古今東西の文学での4つの場面に光を当てます。いずれも傑作の生まれる瞬間、あるいは変化する瞬間を捉えます。文学は生き物のように、誕生と変容を繰り返します。 どのようにして、イタリアの説話がシェイクスピアの手によって、永遠の恋愛神話と化したのでしょうか。どのようにして、今私たちが慣れ親しんでいる「小説」というジャンルがイギリスで生まれたのでしょうか。どのようにして、『源氏物語』の世界が能で演じられているのでしょうか。どのようにして、プルーストは自らの記憶を素材に、壮大な作品を構築したのでしょうか。 こうした問いに答えていくことによって、文学の深い味わいを共有していきたいと思います。

 

4限目 プルーストとヴァージニア・ウルフ

『失われた時を求めて』の著者プルーストと、『灯台へ』の著者ヴァージニア・ウルフは、どちらも小説という形式に革命的な変化を与えた作家です。また同時に、二人とも人生と芸術について深い考察を行っただけでなく、それぞれ重要な手がかりを見出しています。この二人の作家を、二つの側面から語っていきます。

 

こんな人にオススメ

文学作品により広く、より深く接してみたい方